F1世界選手権(Formula 1)

F1アメリカGP
Photo by Pascal Richier on Unsplash

アメリカGPの舞台となる「サーキット・オブ・ジ・アメリカズ」のレイアウトは結構お気に入り。ホームストレートの先にそびえ立つターン1を駆け上がり、左に鋭く切り返して一転下り坂、その先には右へ左と連続するコーナリング区間。ターン11を過ぎると市街地サーキットのように直線をつないだデザインに表情を変える八方美人。いろんなコースのいいとこ取りしたコースは幅も広くて楽しそう。

F1世界選手権(Formula 1)

結果を目にしたなら、予選はフェラーリの速さとシャルル・ルクレールの才能、決勝はメルセデスの強さとルイス・ハミルトンの安定感ってイメージだと思う。だけど、なんですかこの違和感は。

F1世界選手権(Formula 1)

台風一過の真っ青な空。1年前に見た、モニターの向こうの景色を今でもまだ覚えてる。熱狂、落胆、パワーユニットの咆哮と、この手で直に触れたサーキットの感触。また同じ場所で、新しい歴史が作られる。今年は家の中でまったり観戦。でも全身で体験した思い出は一生消えたりしない。

F1世界選手権(Formula 1)

F1ロシアGP
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想像を上回るマシンの進化で復活への期待が高まるフェラーリ。予選での快進撃は止まらず、シャルル・ルクレールはこれで4戦連続ポールポジション。メルセデスへの反撃の意気込みと「俺たち」への不安が交差する日曜日。

F1世界選手権(Formula 1)

シャルル・ルクレールの存在が、弱いフェラーリの姿を猛々しい姿へと変えていく。だけど、ドライバーとチーム、それぞれの思惑はどこかちぐはぐで、とても脆く見える。そんな薄氷の上の勝利を手に入れたのは、チャンピオン争いの最適ルートからコースオフしてなかなか帰ってこれなかった人。

表彰台の真ん中に、おかえりなさい。

F1世界選手権(Formula 1)

シャルル・ルクレール。その名前からして優美。まだあどけなさの残る表情と爽やかスマイル、羨望のモナコ出身、ドライバーとしての類まれなる才能、他者の運命すら背負って戦う姿、ときおり醸し出すダークなオーラ。そして2019年シリーズに与えられたのは伝統の真紅のマシン。映画や小説でも敵わないくらいのパーフェクト王子様ステータス。

だけど彼は一日にして王になってしまわれました。

F1世界選手権(Formula 1)

F1ベルギーGP
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悲劇が起きた場所を、色とりどりのマシンが何度も何度も通り過ぎていった。始めは重い空気に飲まれるように、次第に思いを振り切るように。レースの残酷さと美しさが共存する不思議な光景に、僕は吸い込まれていった。

F1世界選手権(Formula 1)

F1ハンガリーGP
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いったい何が悪いんだ?という心の声が聞こえてきそうな嘆きの走り。見えないはずのヘルメットの下の、苦虫を噛み潰したような表情がたやすく想像できてしまう。いやほんと、どうなってるの?これって。

F1世界選手権(Formula 1)

速く走るには速いマシンに乗れば良い。そんな現代F1の鉄則に天候が水を差す。雨なの?違うの?予測不能なレース展開が教えてくれるのは、チーム全員の底力でした。

F1世界選手権(Formula 1)

F1カナダGP
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F1の魅力ってなんだろう。デザイン?エンジン音?優勝を争うライバル?なんだか昔に応援していた頃とは様変わりしてしまったけれど、それでも今のF1にもたくさんのワクワクが詰まっていた。