【F1 2019】第18戦メキシコGP/結果ほど普通じゃないぞ

結果を目にしたなら、予選はフェラーリの速さとシャルル・ルクレールの才能、決勝はメルセデスの強さとルイス・ハミルトンの安定感ってイメージだと思う。だけど、なんですかこの違和感は。

マックス・フェルスタッペンが2017年、2018年と連勝したレッドブルにとって縁起の良いサーキットは、濡れては乾いてを繰り返す定まらない路面コンディション。トロ・ロッソのピエール・ガスリーがフリー走行の2回目でミディアムタイヤを履いての驚速タイム、そしてレーシングポイントのピンク色のマシンが駆け抜けるたびに響き渡る、地元の英雄セルジオ・ペレスに向けた声援。何かが起こりそうな予感があるのに地球の裏側だから眠くてリアルタイムでは見られない。

諦めて眠って次の日の朝に予選を追いかけると、やっぱりフェルスタッペンが良い調子。トップタイムを叩き出してノリノリのテンション、勢い余って再度アタック中にバルテリ・ボッタスがクラッシュしても減速せずにトップタイム更新してしまいポールポジションの代わりに3グリッド降格のペナルティを獲得。きちんと減速したハミルトンが大人だって意見もあるけど、彼が挑戦者の立場だったら同じことをするんじゃないかなって思う。

ガスリーも体調不良を押しての出走で予選Q3に進出。胃腸炎ってジッとしてるだけでも辛いのに、300kmを超えるスピードでマシンを走らせて、前後左右に負荷をかけられるって拷問みたいだ。そんな状態でも普段と変わらないタイムで走れるんだから、F1ドライバーの集中力ってほんと尋常じゃない。

ということで、もはや当たり前になったルクレールのポールポジションから決勝がスタート。何も起こらなかったわけじゃないのに、あぁ、あぁってため息の出ることばかり起こる。荒ぶるフェルスタッペンが当たり散らし、フェラーリは戦略でメルセデスに劣りいつの間にか首位を譲り、好調マクラーレンはランド・ノリスがピットストップでのミスで上位入賞のチャンスを失い、トロ・ロッソのダニール・クビアトが最後の最後で接触してペナルティを受けホンダ全台入賞も叶わず。

結果だけ見たら特別なことは何もなかったかのようにハミルトンが優勝、セバスチャン・ベッテルがあと1歩届かない2位に入り、予選でクラッシュしたボッタスもしれっと3位に入ってるいつもどおりの結果に。どうしてこうなってしまったんだろう?

トロ・ロッソが表彰台争いに絡むんじゃないかとか、レーシングポイントが良いところを見せてくれるんはないかとか、少し大きな期待が膨らみ過ぎてしまったのかもしれない。

反省しつつ、次はアメリカ。またここも展開が予想がつかないなぁ。

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