【Kindle】よくわからない人向け「Kindleってなに?」講座

Photo by Perfecto Capucine on Unsplash

毎日Amazonの電子書籍端末を持ち歩いていると「Kindleってそもそも何なの?」って聞かれることがあります。本のことなのかタブレットのことなのかわからないし、どれくらい便利なのかもわからない。購入した権利がどうなってるかも不安だし、だからちょっと怖くて手が出せないって方は意外と多いのかもしれません。

そこで、今更だけどKindleってなんなの?という点を説明したいと思います。

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Kindleには2つの意味がある

実はKindleという言葉は大きく2つの意味があります。これを理解していないと混乱する原因になるので、まずは簡単にそれぞれをご紹介します。

その1:Amazonの電子書籍サービスのこと

Amazon内には「Kindleストア」という専用ページがあります。このページでは電子書籍の販売や読み放題プラン、そして書籍を読むための端末の販売やアプリの配布など、Amazonが提供している電子書籍に関するありとあらゆる情報が網羅されています。このように多岐に渡る電子書籍サービスをひとくくりにして「Kindle」呼んでいます。

ですので、単に「Kindle」と言っただけでは何を指しているのか意味があやふやになってしまいます。「Kindleストア」で「Kindle書籍」を購入し「Kindle端末」または「Kindleアプリ」で読書する、という言葉の使い方をすれば伝わりやすいかと思います。

その2:読書のための専用端末のこと

もう1つは、電子書籍端末のことを指します。Kindleストアでは動画やアプリを楽しめるタブレットも取り扱っていますが、それとは別に読書のための専用端末を販売しています。それが「KIndle」という名称です。なので電車の中で電子書籍読んでる人に「それ、Kindle?」って質問するのはオッケーってことですね。

Kindle 電子書籍リーダーの紹介ページを見ると「Kindleは読書専用に設計された端末です」と書かれています。Kindle書籍を読むのに必要な専用端末ではなく、読書するための専用端末です。なので紙の本を自炊して作ったPDFファイルなども読むことができます。代わりにiPadみたいに様々な用途に利用することはできません。

Kindleを楽しむ方法。専用端末は必要ない!

次はKindle書籍を読むためには2種類の方法があります。専用端末が売られてますが、わざわざ買わなくてもスマホとか持っていれば費用をかけずに読むことができます。

その1:Kindle端末を購入する

1つ目の方法はKindle端末を購入することです。紙のように読みやすく目にも優しい、まさに読書のためのアイテムになっています。ただしモノクロ表示なのでカラーコミックなどの発色表現はできません。小説などがメインの人向けになります。

2019年8月現在、Kindle電子書籍リーダーとして3種類の端末が販売されています。

Kindle

シリーズで最も低価格な、最初の1台におすすめなタイプです。安いといっても十分な性能があり、特に困ることはないと思います。容量は4GBと、常にコミックを何百冊も持って歩かなくては気が済まない方でもない限り心配することはありません。

シリーズで唯一ブラックとホワイトのカラーバリエーションがあるのも嬉しいですね。

Kindle paperwhite

Kindle Paperwhiteはシリーズで最も売れているタイプになります。価格は少し高くなっていますが、解像度がアップして文字が鮮明になり、バックライトが増えて暗いところでも読書しやすくなっています。

正直に言うと解像度はよほど目を凝らさないと違いを見分けられませんし、暗いところで本を読むのも推奨できません。ですが最大の利点は防水機能!お風呂で読書ができます!今も愛用している2012年モデルのKIndle Paperwhiteには防水機能がなくて一度浴槽に落としそうになったことがあるので羨ましいです。

さらには最薄で最軽量と電子書籍ユーザーが求めているニーズを一番満たしているモデルです。

Kindle Oasis

Kindle Oasisはシリーズのハイエンドモデルです。防水機能はもちろんのこと、7インチに大型化されたディスプレイに25個ものバックライトLED、少し古びた風合いも再現できる色調調節ライトを搭載したボディは人間工学に基づきデザインされた持ちやすいフォルムと至れり尽くせり。ですが少し過剰スペックな感じもあります。

リゾート地に購入した別荘で、部屋の灯りを消して暖炉の炎に照らされつつロッキングチェアに揺られて静かに読書…みたいな方がターゲットではないかと思います。

その2:Kindleアプリを利用する

2つ目はKindleアプリを利用する方法です。お手持ちのスマホやタブレットがあればアプリをインストールするだけでKindle書籍が読めるようになります。紙の質感とは違って画面がテカテカするのが気になるポイントですが、画面が大きいタブレットなら雑誌のサイズも問題なく表示できますし、何よりカラーでの表示が可能です。

また、iOSやAndroidだけでなくPCやMac向けのアプリやブラウザ版もあるので、電車の中ではスマホ、家に帰ってからはPCで続きを読む、なんてこともできます。

どこでも楽しめるKindle無料アプリで、今すぐ読書を始めよう。 (Amazon.co.jp)

ぶっちゃけ権利はどうなるの?

AmazonからKindleの電子書籍を購入すると、いつでもダウンロードして読めるようになります。一見紙の書籍と変わらないように思えますが、大きな違いがあります。

Amazonから購入しているのは電子書籍を読む権利であって、本の所有権ではありません。なのでAmazon自体が無くなったり退会した場合には購入した書籍を読めなくなってしまいます。また、たとえば何らかの不正をしたと認識された場合は、知らないうちに権利を取り消されてしまう可能性もあります。

Amazonが突然倒産するようなことは考えられませんし、読書してるだけで不正だと思われることはまずないでしょうから過度な心配はしなくても大丈夫ですが、一応Amazonとの縁の切れ目が権利の切れ目だと覚えておきましょう。

それでもKindleを選ぶ理由

上記で微妙な権利の話をしましたが、これは他の電子書籍サービスも全て同じです。なのでせっかく権利を購入した会社が潰れてしまうのを心配するのであれば、最大手のAmazonを選んでおけば一応は安心です(日本だけ撤退という可能性も無くはないですが…)。

それと、専用端末を一緒に扱うサービスは今のところKindleの他に楽天koboくらいしかありません。最近ではGooglePlayストアアプリと連動する端末も増えてきたので新しい流れが生まれるかもしれませんが、まだ未知な部分が多いです。コミックならともかく小説がメインであれば専用端末が活用できるサービスを選びたいですから、他の選択肢が少ないという理由もあります。

なんだかネガティブな理由が続いてしまいましたが、個人的に一番の理由は気に入ってるから今さら止められない!ってとこでしょうか。特に洋書を読む人はメリット多いと思いますよ。書籍の数も多いし、分厚くて重たい洋書を持って歩かなくていいし、ペーパーバックみたいに2回目読んだらページが外れる!なんて耐久力の低さにも悩まされなくて済みます。難しい英単語はタップするだけで意味が表示されるので、挫折する回数も激減しました。電子書籍バンザイです。

おわりに

ということでKindleについての説明でした。ご紹介の通り、専用端末は必要ありませんし、無料で読める小説やコミックもありますので、もっと気軽に試してもらえればと思います。お気に入りの作品は紙でも買って電子書籍でも買っておけば、気分によって使い分けしたりもできますよ。

ただし、カラーでコミック読みたいからとAmazon Fireシリーズを購入するのはおすすめしません。だったら潔くiPad買いましょう。

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