【F1 2019】F1サーカスは1シーズンでどれだけ移動しているのか?

1シーズン16戦だったひと昔に比べ、今のF1は3月から12月までの約10ヶ月で21戦と開催数が増えました。参戦するチームは1戦ごとに移動してとっても大変だと思うんですよ。

F1って1シーズンにどれだけ移動しているんだろ?とふと疑問に思ったので調べてみました。

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レースが増えるときっと移動も大変だ

F1のチームはレースのたびに拠点を設営・解体し次のサーキットへと向かいます。トレーラーによる陸路、船による海路、飛行機での空路と手段はいろいろありますしルートは真っ直ぐじゃありませんが、今回はザックリとサーキット間の直線距離だけでで測ってみました。

距離は基本的にGoogleマップを手動でクリックして算出した直線距離です。ご参考までに。

2019年のF1を巡る旅

開幕戦オーストラリアGP→第2戦バーレーンGP

オーストラリアの南東部メルボルンの市街地サーキットで3月17日に開幕戦を迎えると、2週間後のバーレーンに向け移動します。地理的にオーストラリアを中継地点にするには難しいので初戦ってのは賢い選択なのかもしれません。移動距離は驚きの約12,000km。

オーストラリア→バーレーン

第2戦バーレーンGP→第3戦中国GP

3月31日のバーレーンGPが終わると2週間のインターバルを挟んで今度は上海へ。中東からアジア大陸の東端まで一気に大陸横断です。距離は初戦の半分くらいですが約6,800km。こんな移動繰り返したら時差ボケすごそう。

バーレーン→中国

第3戦中国GP→第4戦アゼルバイジャンGP

4月14日のグランプリ開催を終えると、せっかくアジアの東側に訪れたのにまたヨーロッパ方面へ逆戻り。バーレーンからだったら1,000kmくらいの移動で済んだのに中国からでは約6,300km。同じモーターホーム設備でも、ヨーロッパとアジアでは別のセットが用意されているのかな?っていう部分が見えてきますね。

中国→アゼルバイジャン

第4戦アゼルバイジャンGP→第5戦スペインGP

4月28日のアゼルバイジャンGPの後はヨーロッパの東側から西側スペインへ。今までが遠すぎたので近いように思えますが、日本列島よりも長い約3,900km距離を移動します(稚内から与那国島までで約2,800kmでした)

アゼルバイジャン→スペイン

第5戦スペインGP→第6戦モナコGP

5月26日のスペイン戦が終わると、初めての近距離移動になります。お隣の国フランスを通り地中海沿岸に位置するモナコ公国へ。近い!直線距離で480kmだと東京から秋田くらいの距離です。シャルル・ルクレール選手は実家へ里帰り。

第6戦モナコGP→第7戦カナダGP

モナコ→カナダ

5月26日、伝統のモナコGPが終われば再び長旅の再開。大西洋をひとっ飛びして一気に北米大陸へ。後半のアメリカ大陸ラウンドと切り離されているのは何か理由があるんでしょうか?移動距離は約6,100km

第7戦カナダGP→第8戦フランスGP

カナダ→フランス

6月9日のカナダ戦が終わったら、またヨーロッパにとんぼ返り。しかも第6戦の舞台モナコと国境が隣接しているフランスって!お隣の鈴木さん家に行くついでにカナダ寄ってきます!みたいな勢いです。距離は行きとだいたい同じく約6,000km

第8戦フランスGP→第9戦オーストリアGP

6月23日のフランスGP決勝が終わると翌週にはオーストラリアGPの開催となり忙しくなります。イタリアを横切ってレッドブルリンクへと約830kmのショートトリップ。オランダからはフェルスタッペン応援団がやって来ましたね。

第9戦オーストリアGP→第10戦イギリスGP

6月30日のオーストリア戦が終わると、ヨーロッパ大陸連戦のお次は海を超えてイギリスへ。移動距離は約1,250kmで、それほど遠くないし多くのチームが施設を持つ英国ですから、ようやく帰ってきた感を味わえるかもしれませんね。

第10戦イギリスGP→第11戦ドイツGP

7月14日のイギリスGPの後はドイツGP。第9戦オーストラリアのお隣です。移動距離は約740kmくらいだから東京から広島くらいの感覚なのかな?

第11戦ドイツGP→第12戦ハンガリーGP

6月28日のドイツGPから、前半戦のラストを占めるハンガリーへ。約810kmいくら距離が近いとはいえ、この2戦は2週連続開催となるので夏休み前は大忙し。

第12戦ハンガリーGP→第13戦ベルギーGP

8月4日のハンガリーGPを終えるとF1サーカスにも長い(短い?)夏休みが訪れます。その間にのんびり移動するのか、各チームの拠点に一旦戻るのか、その辺りも知ってみたいです。移動距離は約1,020km。

第13戦ベルギーGP→第14戦イタリアGP

9月1日、後半戦がベルギーで開幕。有名なスパ・フランコルシャンでの戦いを終えると、長いヨーロッパランド最後の地イタリアへと向かいます。モンツァは北部に位置する都市なので直線距離でも約590kmと陸路で移動するにもまぁまぁ近いです。

第14戦イタリアGP→第15戦シンガポールGP

9月8日のイタリアGP決勝が終わると、F1はヨーロッパの地を離れます。お次の舞台はアジア・シンガポール。一気に約10,300kmを移動して、ずいぶん日本に近づいてきました。

第15戦シンガポールGP→第16戦ロシアGP

9月22日のシンガポール決勝の後はすぐにロシアでの2週連続開催。約7,800kmの遠距離で2週連続のグランプリは苦行では。ヨーロッパに別れを告げたはずなのにトルコのすぐ上まで来ちゃいました。ロシア広すぎる。:

第16戦ロシアGP→第17戦日本GP

ついにお待ちかねの日本GP。ロシア領土の上を西から東へと忙しく飛び回り約7,900kmの距離を超えて鈴鹿サーキットへ。決勝の10月13日はエキサイティングなレースになりますように。そして台風が一緒にやって来ませんように。

第17戦日本GP→第18戦メキシコGP

日本のお次は10月27日決勝のメキシコへ。広い太平洋を飛び越えて中米に移動します。太平洋でかすぎてほぼ海しか見えない。なーんにもない海上を約11,600kmの長旅です。

第18戦メキシコGP→第19戦アメリカGP

10月27日決勝のメキシコの次は北米に移動します。サーキット・オブ・ジ・アメリカズはアメリカ南部のテキサス州だから距離も近いし2週連続開催、どうせ行くなら両方観戦したいですね。距離は約1,200km。近い…のか?感覚が麻痺してきました。

第19戦アメリカGP→第20戦ブラジルGP

アメリカ大陸最終戦は11月4日決勝の南米ブラジル。陸続きではあるけれど、移動距離は約8,100kmと想像以上に遠かった。このあたりでチャンピオンは決まっているのでしょうか?

第20戦ブラジルGP→最終戦アブダビGP

ついに最終戦アブダビの地へ。最長距離の約12,100kmを超えて、12月1日にシーズン最後のレースが開催されます。今年もハミルトンがチャンピオンになるのでしょう?それとも?

1年で地球2周半の旅!

これまでの距離を合計すると計106,099.49km、地球1周40,000kmとして大体2周半くらいになります。実際の移動距離は直線じゃないのでもっともっと伸びるので3周を超えるのかもしれません。他にもチーム拠点でのお仕事や各地でのプロモーション活動、プライベートもありますから、世界を巡業している人たちは息をするように旅ができる人じゃないと疲弊しきってしまいそうですね。

おわりに

ということで、F1のグランプリ開催地を地図上で追いかけてみました。単なる直線距離だとしても想像していた以上に激しく言ったり来たりを繰り返しています。年間21戦もあると2週連続開催もあったり過密スケジュールな感じがしますが、転戦するクルーのみなさんはちゃんと生活できているのでしょうか?個人的には年16戦くらいでも良いかなと思うんですけど。

仕事で物流システムに携わったこともあるのでロジスティクスの重要性も認識しているので、F1の移送や移動をまとめるのに途方もない労力がかかっているのが理解できます。華麗な表舞台だけでなく裏側の苦労も知るとF1をもっと応援したくなりますね。その辺りも含めてこれからもF1について勉強していきたいと思います。

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