WRC 2015 第8戦 フィンランド DAY3

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WRC(世界ラリー選手権) 2015 第8戦 フィンランドDAY3が終了しました。

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レース概況

中盤までは、ヤリマティ・ラトバラ選手とセバスチャン・オジェ選手のチームメイト同士による首位争いが繰り広げられました。前日までのタイム差、2.6秒を更に広げたいラトバラ選手と、なんとしてもひっくり返したいオジェ選手。この二人の激しい争いが続きました。

午後の後半戦に入ると状況が一変します。突然の激しい雨に襲われ、まずは3位を走行していたシトロエンのクリス・ミーク選手がコースオフしてクラッシュ。左前輪を破損してリタイアとなってしまいました。ここまでミスのなかったオジェ選手でさえ、道脇にあった岩にクルマをヒットさせ、ヒヤリとさせます。滑り過ぎて走れない!と各ドライバーが不満を口にする中、一人だけ賭けにでた選手がいました。

なんとラトバラ選手がここで猛チャージを見せて後続を引き離しにかかります。DAY3終了時点で2位のオジェ選手に13.2秒の大きな差を付けることに成功。地元での勝利の執念か、いつも見せるメンタルの弱さを微塵も感じせさない速さです。

ミーク選手がリタイアしたことで、3位にはチームメイトのマッズ・オストベルグ選手。2位までは1分28秒も差を付けられ、4位のティエリー・ヌービル選手には2分近い差があるため、最終日は無理せず一人旅をするようです。5位にはフォードの暴れん坊オット・タナク選手が入ってきました。昨日はマシンの損傷があって無理できませんでしたが、一晩経ったら元気になりました。

地元選手たちも健闘し、ユホ・ハンニネン選手が6位、エサピッカ・ラッピ選手が8位となっています。

ラリーフィンランド最終日はわずか2ステージ。日本時間8月2日(日)16時43分スタートです。ラトバラ選手、頑張って!

 

選手たちのコメント

SS16: Meeke crashes out of third

突如降り出した雨によって、経験豊富なドライバーたちにとっても過酷なレースへと変貌しました。無事走り終えた選手たちからもその大変さは伝わってきます。オストベルグ選手もコースがツルツルだと漏らしています。

「最初は何度かコースオフしそうになったよ。まるで氷の上をドライブしているみたいに簡単に道を外れそうになるんだ。で、安全に走る方に気持ちを切り替えた。せっかくのラリーを台無しにしたくないからね」

オジェ選手でさえこの状況には手を焼いていたようです。

「スタート直後だったんだけど、コース脇の溝ギリギリのところまで行ってしまって、そこにあった岩にタイヤをぶつけてしまったんだ。パンクしたと思ったんだけど、どうやら大丈夫だったよ」

同じようなミスでミーク選手はリタイア。オジェ選手はなんでもないなんて、やはりこの人は何か持っていますね。

 

Afternoon flourish puts Latvala clear

午後の強い雨で他の選手がリスクを避けタイムを落としている中、勝負に出たラトバラ選手。いつものドジっ子ぶりを吹き飛ばす素晴らしい集中力で一人だけ別次元にいるような走りでした。

「雨が降って、ここが勝負どころだと思ったんだ。どこかでリスクを取らないと勝てないからね。路面もところどころ濡れていたり乾いていたりで、全開で行くのは簡単じゃなかったよ!」

 

DAY3暫定順位

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SS8-16 ビデオクリップ

WRC 2015 Rally Finland SS8-13

 

WRC 2015 Rally Finland SS14-16

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