【WRC2018】世界ラリー選手権 第5戦ラリー・アルゼンティーナ(アルゼンチン)開幕です

ラリー・アルゼンティーナ

4月26日(木)から世界ラリー選手権の第5戦ラリー・アルゼンティーナ(アルゼンチン)が開催されます。

レースの概要と個人的に楽しみにしている見どころをご紹介します。

概要

南米アルゼンチンの首都ブエノスアイレスから西北西に約700km、コルドバの近郊にある湖畔のリゾート地ヴィラ・カルロス・パスを拠点に、レイクサイドの美しい景色やまるで月面のような光景が広がる山岳地帯などバリエーションに富んだコースを回ります。

路面コンディションの多くは柔らかい砂地のグラベル(未舗装路)。マシンが走るたびに路面には深い轍が刻まれます。通常だと走りにくいと考えてしまうのですが、それを逆手にとるのが世界レベルのドライバーたち。轍に食い込むタイヤが強烈なグリップを生み、コーナーを全開で回ることも可能になるのだとか(ラトバラ選手談)。

4月は南半球では初秋にあたり天候も不安定。特に山岳地帯では霧や場合によっては凍りが張る可能性もあり予想を超える展開になることも。ひとたび雨が降れば柔らかい路面は泥沼に変わり、マシンを飲み込もうとすることでしょう。

しかし、ドライバーたちからファンからも愛される地、アルゼンチンの熱狂ぶりはどんな天候だってお構いなし。現地の観客たちと一緒に盛り上がりましょう。

1日目:1ステージ1.90km・リエゾン区間9.40km
2日目:7ステージ154.20km・リエゾン区間502.61km
3日目:7ステージ146.88km・リエゾン区間198.11km
最終日:2ステージ55.27km・リエゾン区間232.28km
トータル:18ステージ358.25km・リエゾン区間942.40km

【動画】プレビュークリップ

 

【動画】ステージ紹介

 

見どころ

各チームの動向に変化は?

今シーズンここまでの成績を受け、各チームがそれぞれ戦略を練っています。

シトロエンはC3のリアアクセルをアップデート。昨年から問題となっている挙動の不安定さの改善に取り組んでいます。どれだけ効果があるのかわかりませんが、サクッとミーク選手が優勝したりすると面白いです。

マニファクチャラー選手権でMスポーツを抑えトップに立つヒュンダイもマシンに改善を施しました。2016年にはパッドン選手が、2017年にはヌービル選手が優勝したチームとして演技の良いアルゼンチンで、狙うのはもちろんハットトリック。それならパッドン選手を出してあげても良いと思うのですが、フランスに続きヌービル選手、ソルド選手、ミケルセン選手の布陣で挑みます。

トヨタはイタリアのサルディニア島でテストを行い、戦いに備えています。チームとしてはまだ2年目で良い結果を出せていませんが、ラトバラ選手は2014年に優勝の経験があり、タナク選手も昨年はMスポーツから参戦し3位表彰台と上位は狙えるはず。順位よりもトップとの差をできるだけ縮めて欲しい。ラッピ選手はこれがアルゼンチンデビューだけどなんとなく相性良さそう。

そしてオジエ選手が絶好調のMスポーツはエバンス選手の相棒バリット選手がレースに復帰です。昨年はわずか0.7秒差でヌービル選手に敗れ2位になったこのコンビ、今年も結果を出せるでしょうか?オジエ選手に加えてエバンス選手も元気になってくれないとマニファクチャラー選手権でヒュンダイに置いていかれてしまいますからね。頑張って!

 

オジエ選手、独走なるか?

昨シーズンはレースごとに勝者が変わる目まぐるしい展開でしたが、今年はオジエ選手が4戦3勝と好調な出だし。チャンピオン争いでは2位のヌービル選手に17ポイントの差をつけています。

メキシコ、ツール・ド・コルスに続き3連勝となれば一気に独走態勢へ。シーズン前半だけでチャンピオンシップの行方がほぼ決まってしまいあっという間に6連覇となりかねません。

できれば誰か阻止して欲しいけど、今の勢いは誰にも止められない?

 

おわりに

ここはハイライト映像も美しいお気に入りラウンドなので、ボーっとしながら見てても楽しいです。

土日はあまり時間が取れないのでリアルタイム観戦はあまりできませんが、トヨタの活躍を期待しながら(特にラトバラさん)心の中で応援してます!

 

画像の出典:TOYOTA GAZOO Racing