2018年3月17日に行われた、フォーミュラE 2017-2018シーズン(シーズン4)の第6戦プンタ・デル・エステ(ウルグアイ)のほぼフル配信映像がYouTubeで公開されています。今シーズン好調のドライバーと昨年の王者が一騎打ち!
すでに1ヵ月くらい経ってしまいましたが第6戦の模様をダイジェストでご紹介します!
第6戦:プンタ・デル・エステePrix
第6戦の舞台は南米アルゼンチンのお隣ウルグアイの南東部に位置するプンタ・デル・エステ。シーズン1、2の開催地が再びカレンダーに戻ってきました。美しいビーチには多くの富裕層がバカンスにやってくる南米でも有数のリゾート都市です。
大西洋を眺める海沿いに設置されるコースは長いストレートとタイトなヘアピンを擁する細長いレイアウト。鈴鹿サーキットを更に細く引き伸ばしたような形をしています。さすがに交差してないけど。
予選トップはここまで不調が続いていた昨年のチャンピオン、ルーカス・ディ・グラッシ選手( アウディスポーツ・アプト・シェフラー)。しかしシケインに設置されたポールを弾き飛ばしていたため、サーキット内を正しく走行していないとされペナルティで2位へ後退。トップ5のうち3台が同様のペナルティで順位を落としました。
変わってポールポジションに立ったジャン・エリック・ベルニュ選手(テチーター)が決勝スタートから首位をキープします。2位のディ・グラッシ選手もピッタリ後ろに着き迎撃態勢に。3番手には光る才能を見せるアレックス・リン選手( DSヴァージン・レーシング)が続きます。
序盤は6位までが3秒以内に収まる接戦になり、むやみに手をださず様子を伺う先頭2人の後方では抜きつ抜かれつの激しいバトルが勃発します。競り合いの中で先に脱落したのはウォールにヒットしてダメージを負ったセバスチャン・ブエミ選手(ルノー・e.ダムス)。たとえ優勝候補であっても今年は簡単には前に出られません。 オリバー・ターベイ選手(NIOフォーミュラEチーム)やダニエル・アプト選手(アウディスポーツ・アプト・シェフラー)、そしてサム・バード選手(DSヴァージン・レーシング)など強者たちがしのぎを削ります。
中盤に入りアプト選手がペースアップ。出遅れていたフェリックス・ローゼンクビスト(マヒンドラ・レーシング)も順位を上げてきます。
そしてピットストップのタイミングさえお互いをけん制し合うトップの2台。ファイタータイプのベルニュ選手と、冷静な判断力を持つディ・グラッシ選手の戦いは後半さらにヒートアップするのです!
【動画】シーズン4第6戦プンタ・デル・エステ ハイライト(ロングバージョン)
おわりに
先日のF1バーレーンGPでホンダの復帰以来最高位の4位入賞を決めたピエール・ガスリー選手もフォーミュラEに一時期参戦していました。今後も両カテゴリーで活躍するドライバーが登場してくれると、もっと知名度もアップするのではないでしょうか?
4月14日からは第7戦ローマePrix(イタリア)が開催予定ですので、そちらもお楽しみに!
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画像の出典:Formula E