2018年3月3日に行われた、フォーミュラE 2017-2018シーズン(シーズン4)の第5戦メキシコシティ(メキシコ)のほぼフル配信映像がYouTubeで公開されています。昨年のチャンピオンチームがついに目を覚まし今季初の栄冠へ!
すでに第6戦も開催され嬉しい結果が届いていますが、まずは第5戦の模様をダイジェストでご紹介します!
第4戦:メキシコシティePrix
世界有数の人口過密都市、メキシコシティ。自動車も多く激しい渋滞や排気ガスは市の悩みどころ。そんな大都市を舞台に、一切の化石燃料を使わないフォーミュラEのレースが開催されました。
ここでのコースは市街地ではなくエルマノス・ロドリゲス・サーキット。今季カレンダーでは唯一のサーキットコースになりました。
決勝はポールポジションからスタートのフェリックス・ローゼンクビスト(マヒンドラ・レーシング)が首位位置をキープ、その後ろにオリバー・ターベイ選手(NIOフォーミュラEチーム)、セバスチャン・ブエミ選手(ルノー・e.ダムス)が続きます。
快調に飛ばしていたローゼンクビスト選手でしたが15周目に突然の失速。後続が繰り上がり、後ろから順位を上げてきたダニエル・アプト選手(アウディスポーツ・アプト・シェフラー)が3位表彰台圏内から更にブエミ選手も交わしに2位へと浮上します。
そして大きく戦況を左右するピットストップのタイミングに。この状況をうまく利用して華麗な逆転劇が!
ダイジェスト映像の冒頭には、前回サンティアゴ戦(チリ)でワンツーフィニッシュを達成しながらもあわや同士討ちの接触があったジャン・エリック・ベルニュ選手とアンドレ・ロッテラー選手(共にテチーター)の談笑シーンがあり不仲でないことをアピール。お互いにファイターですからね。でもリタイアしないようにね。
【動画】シーズン4第5戦メキシコシティ ハイライト(ロングバージョン)
おわりに
ついにアウディの復活!まだまだスピードでは他のライバルの方にアドバンテージがあるように見えますが、優勝という結果を出せたことでチームもひと安心ではないでしょうか。
これまで信頼性に苦しんできたマシンも2台とも完走してポイント獲得。これで戦いの舞台に戻って来れそうです。チャンピオンシップ争いでは大きく後れを取ってしまいましたけど、タイトル防衛のプレッシャーもなくなりましたし中盤以降は思いっきり大暴れして欲しいです。
3月17日に開催された第6戦プンタ・デル・エステ(ウルグアイ)も配信開始後にご紹介します。
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画像の出典:Formula E