【映画感想】聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア/映画通が楽しむ映画なのか?(ネタバレなし)

 

聖なる鹿殺し

3月3日より『聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア』が劇場で公開されました。もうタイトルからして謎。ミステリアスな気配がガンガン漂っています。ちょっと映画が観たいなと軽い気持ちで選ぶにはハードルが高いような気がします。

そこで全く予備知識なしでこの映画を観てしまった自分の立場からネタバレしない程度に感想を書いていきます。観ようかな、どうしようかなと迷われている方はご参考にどうぞ。

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あらすじ

医療の世界で名の知れた心臓外科医スティーブン(コリン・ファレル)は、美しい妻アナ(ニコール・キッドマン)や将来を期待させる才色兼備な子供たち(ラフィー・キャシディ、サニー・スリッチ)らとの家族にも恵まれていました。

しかし、彼の周りに時折現れる人物が。マーティン(バリー・コーガン)と名乗る平凡そうな青年は、次第にスティーブンと彼の家族との距離を詰めていくのですが―。

【動画】映画『聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア』予告編

 

予備知識なしでも大丈夫!

最初に言っておきますが、全然予備知識とか必要ありませんよー!誰しもが持つ心の中の暗い闇とか、人間の怖さを表現する映画が好きな人にはおすすめです。

まぁ、実はそれすらも裏切ってくる映画だったりしますが・・・。

 

全編怖い!無駄なく怖い!

観賞直後の感想はこんな感じでした。

なんだ普通の人間ドラマか~なんて安心できたのは冒頭の数分だけで、あとは見るもの聞くもの全てが超怖いというある意味拷問(またはご褒美)のような121分でした。

映像の撮り方も、言葉ではうまく言えないんですが少し変わっているような気がしてなんとなく気持ち悪い。

ときどき吹き出してしまうような笑いのポイントがあるんですが、実は何かを隠すための囮なのではないかと思い、笑いをこらえながらスクリーンを観察したりしました。あんなの笑うに笑えねーよ!意外とツボをついてくる下ネタジョークは良いアクセントになってました。

最後はね、気が狂いそうでしたね。もう勘弁してって思いながらも目は閉じることもできず。エンディングの後のこと考えると、本当にもう地獄ですね。

 

「聖なる鹿」が意味するものは?

タイトルにも入っているキーワード「聖なる鹿」。これはギリシャ神話の中に出てくる言葉らしいですが、映画を観賞する前に調べるよりも映画館を出た後に検索して、

「やっぱりそういうことか~!」

ってなった方がより怖いと思うので、まだ知らない人はそのまま観て幸せになりましょう。勘のいい方ならきっと結末までわかってしまうと思うのである意味ネタバレになります。事前調査はお気をつけください。

 

おわりに

なんだろう、このタイトル怪しすぎる・・・というだけで気になって観ちゃいましたが、とても楽しめるというかゾワゾワする映画作品でした。

観賞後には映画の裏に隠された意味の考察や、モチーフとなったギリシャ神話を深く読み込むなどいろんなハマりかたができますので、まずは劇場に足を運びましょう!

 

(C)2017 EP Sacred Deer Limited, Channel Four Television Corporation, New Sparta Films Limited

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