【WRC2018】世界ラリー選手権に参戦するチームとマシン、ドライバーを紹介!(トヨタ・ガズー・レーシング)

2018年1月22日

ヤリスWRC

 

WRC(世界ラリー選手権)の2018年シーズンが始まりました!今年のチーム、マシン、そしてドライバーをご紹介していきます。

ここではトヨタ・ガズー・レーシングについてご紹介します。その他の情報は以下のリンクからどうぞ。

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チーム:トヨタ・ガズー・レーシングWRT(TOYOTA GAZOO RACING WRT)

元々はトヨタ非公式の社内チームで、豊田章男現社長がモリゾウというニックネームでドライバーとしてニュルブルクリンク24時間のレースに参戦するなどの活動をしていましたが、今や世界中に名の知られる存在となりSUPER GTやWEC(世界耐久選手権)など様々なモータースポーツに活躍の場を広げています。

2017年からWRCに参戦し、デビュー戦で表彰台、2戦目で早くも優勝と華々しい復活を遂げました。後半はマシンの信頼性に問題を抱え選手権争いからは遠のいてしまいましたが、戦えるチームであることは誰の目にも明らかでした。

2年目に入り、昨年の経験を糧にもう一段上の高みにたどり着けるでしょうか?

 

マシン:トヨタ・ヤリスWRC(TOYOTA YARIS WRC)

日本ではヴィッツの名称で販売されている車両をベースに、2017年から大幅に変わったWRCのレギュレーションに合わせて開発されました。歌舞伎メイクのようなカラーリングとゴツいリアパーツに特徴があるデザインで、2018年版はフロントに巨大なカナードが出現し前方のルックスも攻撃的に。内部では昨シーズン苦しめられた熱の対策に力を入れ、シーズン通しての安定したパフォーマンスが期待できそうです。

ちょっとパナソニックのロゴの貼り方が雑な感じですけど。

 

ドライバー/コ・ドライバー

ヤリ‐マティ・ラトバラ選手/ミーカ・アンティラ選手

16歳でラリーを始め、22歳のWRC最年少優勝記録を持つラトバラ選手。出身地がフィンランドだけあって特に雪道での強さを持っています。しかしトップレベルのスピードと引き換えに安定性に不安を抱え、クラッシュなども多く選手権では期待通りの成績を出せず2位止まりといまだ無冠のまま。

2016年のフォルクスワーゲン・モータースポーツ撤退を機にトヨタへ加入し、チームのデビュー戦となったモンテカルロで2位表彰台、2戦目スウェーデンで優勝とトヨタ復活を印象付けた立役者となりました。

これまでの「速いけどミスが多い」というイメージを覆し、安定した走りでクラッシュなどによるリタイアを減らし、マシントラブルに泣きながらもチャンピオンシップ4位と健闘。今年は悲願のタイトル奪取なるでしょうか?

ファンや関係者にも真摯な対応で人気のあるラトバラ選手。インタビューの受け答えも「真面目かよっ!」って言いたくなるくらいどんな厳しい状況でも真っ直ぐに答えてくれます。

コ・ドライバーは同郷のアンティラ選手。かつてはミッコ・ヒルボネン選手のコ・ドライバーを務めていましたが、2007年からラトバラさんとコンビを結成。10年を超える二人の長いつかいがいつか実を結ぶことを願っています。

 

オット・タナク選手/マルティン・ヤルベオヤ選手

2016年までは優勝にあと一歩届かず未勝利のままでしたが2017年に入って才能が開花。第7戦イタリアで初勝利を飾ると第10戦ドイツで早くも2勝目を挙げ、一気にチャンピオン争いの有力候補となりました。

大胆な目標を口にしても必ず実現する有言実行タイプの彼ですが、チームとしてのベストの結果を考えられる細やかさも持ち合わせており、チームメイトがポイントを取りやすくなるように敢えてスピードを緩めるといった憎い演出もできる人だったりします。

フォードではどうしてもチャンピオンのセバスチャン・オジエ選手が優遇されてしまうため、長年のパートナーチームを離れトヨタに加入。これ以上望めそうにない超攻撃的な布陣の一翼を担うことになりました。

ヤルベオヤ選手とのコンビも2年目。今年の目標はもちろん年間総合優勝です。

 

エサペッカ・ラッピ選手/ヤンネ・フェルム 選手

2016年のWRC2(WRCの下位カテゴリ)での優勝をステップに、故郷フィンランドに拠点を構えるトヨタチームに加入することになったラッピ選手。チーム3台目のマシンが完成した第6戦ポルトガルでWRCデビューしました。

初参戦で完走し初のポイント獲得、次戦イタリアではステージ最速タイムを連発。そして第9戦フィンランドでは地元の声援を受けながら初優勝を飾り、その才能が本物であることを証明してくれました。

まだまだコースやコンディションによって得手不得手があるみたいですが、フェルム選手と共に経験を積んでドライビングテクニックに磨きをかけていってもらいたいです。フィンランドでの2連覇は狙ってくるでしょうが、その他でも勝てることを願っています。

 

おわりに

2017年はMスポーツやヒュンダイとの戦力差は大きかったものの、2度の優勝を飾り見事な活躍となりました。

今年は、上位チームに追いつけるのか引き離されてしまうのか勝負どころ。タナク選手の持つ勢いでチーム全体が盛り上がって、良い結果に繋がることを願っています。

 

画像の出典:TOYOTA GAZOO Racing

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