【WRC2017】世界ラリー選手権 空撮映像総まとめスペシャル!(後編)

wrc

新しい時代を迎えたWRC(世界ラリー選手権)。その1年を美しい空撮映像と共に振り返ってみたいと思います。

前編はこちらです。

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第7戦 ラリー・イタリア・サルディニア

柔らかい路面から砂煙を巻き上げて荒野を駆け抜けるマシンの姿は、まるで西部劇、マカロニウェスタンのワンシーンのよう。

来季からトヨタのドライバーとして活躍が期待されるオット・タナク選手は、早くから才能に恵まれ将来を有望されていましたがずっと未勝利のままでした。そしてようやく、ここイタリアで初勝利。記念すべき場所となりました。

 

第8戦 ラリー・ポーランド

イタリアから一転、緑に恵まれたポーランドでのジェットコースターライド。ドライバーたちも待ちに待った、超高速グラベル(未舗装路)ステージです。

終わってみればヌービル選手を始めヒュンダイ勢が1 – 2 – 4フィニッシュ。総合力の高さを見せつけました。

前半は優勝争いに加わっていたトヨタのエース、ヤリ‐マティ・ラトバラ選手はメカニカルトラブルにより脱落。そしてここから彼にとって悪夢のような展開へと変わっていくのでした。

 

第9戦 ラリー・フィンランド

かつて1,000湖ラリーと呼ばれたラリー・フィンランド。ポーランドに続く超高速ラリー2戦目は、フィンランドを拠点としているトヨタ勢が表彰台を独占するかのような強さでレースをけん引しました。

しかし、その先頭を行くラトバラ選手にまたしてもメカニカルトラブルの不運が。結果2台のヤリスが1 – 3フィニッシュし、エサペカ・ラッピ選手の初優勝、ユホ・ハンニネン選手の初表彰台となりましたが、チームのエースが一切の不満を見せず同僚を祝福する笑顔には心が痛みました。

 

第10戦 ラリー・ドイチェランド(ドイツ)

ブドウ畑に囲まれたのどかな光景と、軍事演習場の荒々しい姿が共存するラリー・ドイチェランド。この独特の地を制したのは、つい先日初優勝したばかりのタナク選手。念願の1勝目を手にしたと思ったら、あっという間に2勝目です。

流浪のトップドライバー、アンドレアス・ミケルセン選手がシトロエンからスポット参戦ながら2位表彰台と大健闘。最初からこの人乗せておけば良かったのに・・・と思いますが、後に彼はヒュンダイと正式契約し去っていきます。なぜなんだ、シトロエン。

 

第11戦 ラリー・カタルーニャ(スペイン)

シーズン唯一のターマック(舗装路)、グラベル(未舗装路)混合ラリーを制したのは、郵送してもリタイアが多く来季も心配されていたクリス・ミーク選手。

1シーズンに2勝できるドライバーは世界中探してもそういませんからシトロエンも手放せませんね。シトロエン C3も成績不調の割にはマシンの総合力が求められる場所で勝てたりするのでポテンシャルは高いようです。

スペインの独特の雰囲気は映像からも伝わってきます。

 

12戦 ウェールズ・ラリーGB(イギリス)

悪天候こそがここウェールズ・ラリーGBの醍醐味。今回も気まぐれな天候でドライバーたちを揺さぶります。

結果は地元ウェールズ出身のエルフィン・エバンス選手が優勝!ハマれば速いエバンス選手とコースコンディションがハマれば速いDMACKタイヤの見事な融合でお互いの初優勝を決めました。

同じMスポーツのタナク選手が6位に入ったことでチームタイトルも確定。セバスチャン・オジエ選手が3位入賞でWRC5連覇を達成。彼の相棒ジュリアン・イングラシア選手もコ・ドライバー部門のチャンピオン5連覇と、同時に4つの栄冠を手に入れて、チーム代表のマルコム・ウィルソンさん大歓喜。

 

最終戦 ラリー・オーストラリア

木々の並ぶ州道や森林地帯など、美しい景色の中を駆け抜ける最終戦オーストラリア。タイトル争いも決着がついて、ドライバーたちも自分の走りだけに集中します。

となれば、実力では今季最速と言われるティエリー・ヌービル選手が台頭してきます。2番手には今季最も成長し活躍したタナク選手が。3位はお隣ニュージーランド出身のヘイデン・パッドン選手がようやく今季の不運を吹き払い笑顔でフィニッシュ。

広い大地の先にある、来季の栄光に向かって選手たちは走り続けます。

 

おわりに

決められたコースを周回する他のモータースポーツと違い、地球そのものがコースのWRCは、映像の美しさではナンバーワンです!

今からでも、ぜひ楽しんで観てください!

 

(画像の出典:TOYOTA GAZOO Racing)

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