【楽曲感想】Uruさん/奇蹟&あなたがここにいて抱きしめることができるなら

奇蹟

もうずいぶん経ってしまいましたが、11月8日にUruさんの5thシングル『奇蹟』が発売されました。迫りくる待望のファーストアルバム『モノクローム』に先立って、今回も曲の感想を書いていきたいと思います。

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奇蹟

1曲目はすっかりUruさんの代名詞となったバラードナンバーです。

静かなピアノから始まるイントロ。出だしから1オクターブを超える10度の音域を滑らかに駆け上がるUruさんの声からは、1羽の鳥が飛び立つ姿を思い浮かべました。優しさの中に強さを隠しながら淡々と、そしてサビと同時に一気に流れてくる大切な人への想いと誓い。

どんなに苦しくても、その先にある笑顔に向かって歩み続けようとする強い決意が込められた歌詞を、ストリングスによる演奏が壮大に盛り上げてくれる美しい曲になっています。

ドラマ主題歌に選ばれただけあり音楽のクオリティがとても高くて、マスタリングにもすごく時間がかかってそうです。

そして、なによりもバックの演奏に負けないUruさんの芯のある声。音の出始めから全くブレず真っ直ぐ心に届く美しい歌声からは、Uruさん自身が持つ強さと、ドラマのテーマとなっている大切な命の重さが込められているのを感じます。

 

あなたがここにいて抱きしめることができるなら

このカップリングには驚きました。「コウノドリ」の全クール主題歌、miwaさんの『あなたがここにいて抱きしめることができるなら』を今クール主題歌担当のUruさんがカバーするというビッグサプライズ!しかもYouTube活動時代にカバーしていた曲だったりするので、これこそ奇蹟ではないかと。

2曲目もバラード曲ですが伴奏はピアノのみ。耳を澄ませば弦を叩くハンマーやペダルの感触なども感じ取れるほど。

穏やかな波のように寄せては返す旋律と、ときおり跳ねるように響く高音の響き。その繊細なピアノの息吹にそっと重なり合うUruさんの言葉は、和音の中にすぅっと溶けていきます。『奇蹟』と同じように大切な人に向けられたメッセージを含んでいますが、こちらは慈しみと、温かく包み込む大きな愛を感じる名曲。miwaさんが書いた詩が一篇ごとに、心に沁み込んで優しさへと変わっていきます。

Uruさんのボイスも丁寧に収録されていて、2拍前から静かに入るブレスの音や、声が消えてなくなる瞬間まで、歌っている姿を頭の中に描けるくらい聴こえてきます。

 

ピアノの演奏は「コウノドリ」の音楽監修を担当する清塚信也さん。そのこだわりからか、ピアノが奏でる生の音をとても大切にしています。マイクをピアノの内側に入れての録音でしょうかね?弦の振動以外の音も聴こえてきて、演奏している姿が目に浮かぶほどです。

『さよならドビュッシー』という映画の中では作品のバランスが崩壊してしまうほど強烈な彼の演奏シーンがあって、今も強く記憶に残っています。ドビュッシーの『月光』とか『アラベスク』は大好きなピアノ曲なので、なおさら印象的でした。

 

Uruさんの声って、やっぱりピアノと合いますね。いつかピアノ伴奏だけのアルバムとか出して欲しいくらい。そのときはもちろん清塚さんで。あ、Hidenoriさんもいいな~。

 

それと、miwaさんのカバーとして配信されている弾き語りバージョンもYouTubeで視聴することができるので、ぜひ一緒に聴いてみてください。間違えようもなくどちらも同じUruさんなんですが、力の入れ方がより自然になっていたり、成長したUruさんを感じることができます。聴いてるこっちも成長しなきゃ!って気持ちになります。

先にシングル盤を耳にしておくと、きっと清塚さんのピアノの音が重なって聴こえてきますよ。

【動画】miwa / あなたがここにいて抱きしめることができるなら  (弾き語りver.) by Uru

 

おわりに

12月20日にはついにファーストアルバム『モノクローム』が発売されます!初回盤A[映像盤]にはUruさんが幻想的な光の中で歌う姿をダイレクトに見てみたい(薄いヴェールがかかってるかもしれませんが)という方はこちらを買いましょう。

初回盤B[カバー盤]にはデビュー前にYouTubeで配信していた曲に加え、新規録音のカバー曲が収録されています。当時と同じセルフプロデュースによるアレンジということで、あの頃のドキドキをもう一度!という方はこちらをお買い求めください。

その後は2018年3月4日、昭和女子大学の人見記念講堂での単独公演が控えています!チケットも無事当選しましたので、久しぶりに生Uruさんに会いに行ってきます。どうでもいいですけど生Uruって書くと生Uniみたいですね。

先行受付は終了してしまいましたが2月10日から一般発売がありますので、最後のチャンスをお見逃しなく!

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