WRC 2015 第7戦 ポーランド DAY3

f_f_traffic_14_s128_f_traffic_14_2bg

WRC(世界ラリー選手権) 2015 第7戦 ポーランドのDAY3が終了しました。

前日から引き続き、セバスチャン・オジェ選手が首位の座をキープ。互角の走りを見せるアンドレアス・ミケルセン選手が5.6秒差で追い、フォルクスワーゲンの1-2体制となりました。3位にフォードのオット・タナク選手が入り、もう一人のフォルクスワーゲンドライバーであるヤリマティ・ラトバラ選手は僅か1.5秒届かず4位でした。タイヤの選択は相変わらず難しいようですが、大きなアクシデントもなく選手たちの実力がぶつかり合う展開になっています。

チャンピオンシップの順位がそのまま出走順となる今年のWRC規定により(最終日は前日までの成績を逆にした順番で走ります)、オジェ選手はここまで常に先頭走者であり続けました。最初に走ると路面上に溜まったホコリの掃除役になってしまい一般的には不利と言われていますが、それでも他者より速いのは驚きです。しかもこの日は舞い上がったホコリが次の走者が走り出しても消えてくれなかったので(無風状態だったんですかね?)、後続への煙幕攻撃になって逆にオジェ選手にとって有利な状況に傾きました。

前日より若干タイム差を付けられてしまった2位のミケルセン選手も、この件については不満を漏らしているようです。

「土煙がすごくて前が全然みえないんだよ。限界まで攻めてはみたけどタイムロスしてしまった。せっかく追いつけるチャンスだと思っていたのにね!」

さらに運の悪いことに、観客が集まりすぎてコースの安全が確保できず途中のステージがキャンセルになってしまい、オジェ選手との差を詰める機会をまた一つ失ってしまいました。最終日は2ステージのみ。逆転して初優勝の夢は叶うのでしょうか。

 

3位のタナク選手は昨日の失速を挽回する素晴らしい走りでした。ブレーキの問題も言及しなかったのでもう大丈夫なようです。現在最強のチームであるフォルクスワーゲンに匹敵する速さを見せ、ライバルチームに向かってこんなメッセージを発しています。

「忘れないでくれ、僕たちだっているんだ、そしてお前たちに負けないくらい速いんだぞ!」

 

5、6位にはハイデン・パドン選手、ティエリー・ヌービル選手のヒュンダイ勢が入り、ポーランドが故郷のロバート・クビサ選手がコースオフを繰り返しながらもなんとか踏ん張り7位と続いています。トップチームでリタイヤとなってしまったのは今のところフォードのエルフィン・エバンス選手のみ。エンジンを冷やすためのウォーターポンプという装置が故障してしまい、残念ながらストップしてしまいました。

 

最終日は2ステージ、14.60kmのコースを2回走ります。日本時間7月5日(日)16時10分スタートです。みんな頑張れ〜!

 

WRC 2015 Rally Poland ステージ9-13

 

WRC 2015 Rally Poland ステージ13-16

スポンサーリンク