【WRC2017】ドローン映像で各ドライバーのテクニックを比較!(2017前半戦)

Aerial-Analysis

昨年より世界的に有名なドローンメーカーDJIさんとの提携により、WRCの空撮映像技術が格段に進歩しました。空中で静止できるドローンはコースを走るマシンの定点観測も可能にしました。

今回は2017年シーズン前半のドライバーたちの走りの違いを、ドローン映像を使って確かめてみましょう。

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第2戦ラリー・スウェーデン パッドン選手vsソルド選手

最初は第2戦ラリースウェーデンから。同じチーム、そして同じマシンに乗るドライバー同士、どんな違いが見られるのでしょうか?

場面はタイトな左コーナーをクリアする地点。タイトなコーナリングを決めるパッドン選手に比べ、ソルド選手は少し外に膨らんでしまったでしょうか。

見てるだけでは気づかないくらいの差ですが、比較してみるとこの通り、1コーナーでマシン1台分の開きが生まれてしまいました。

【動画】パッドン選手vsソルド選手 ドローン映像

 

第6戦ラリー・ポルトガル オジエ選手vsラトバラ選手

お次は2017年のチャンピオン候補、オジエ選手とラトバラ選手の共演。ポルトガルの柔らかい砂に覆われたタイトなヘアピンでの一本勝負です。

両者ほぼ真横を向くほどの強烈なドリフトから、コーナー出口に向かってどう対応するか腕の見せどころでしたが・・・。

ラトバラ選手、ツッコミ過ぎて躊躇したのか、それとも砂地に足を取られてストールしたのか不明ですがほぼ停止状態に!手痛いミスであっという間にマシン1台分の差が生まれてしまいました。

この好調が伝わる華麗なコーナリングもあって、最終結果はオジエ選手が優勝。レース全体を通してみてもここではオジエ選手の完勝でした。

 

【動画】オジエ選手vsラトバラ選手 ドローン映像

 

第7戦ラリー・イタリア・サルディニア タナク選手vsブリーン選手

最後はラリー・イタリア・サルディニアの映像です。念願のWRC初優勝を決めたオット・タナク選手(Mスポーツ・ワールドラリーチーム)と、25位と残念な結果に終わったクレイグ・ブリーン選手(シトロエン・トタル・アブダビ・ワールドラリーチーム)の比較映像です。

場所は緩やかなコーナーの途中でジャンプスポットをクリアする地点になります。

一見タナク選手が完全にコースから外れたように見えますが、マシンは完全にコントロールされており、連続する緩いコーナーを直線で真っ直ぐ駆け抜ける理想的なルートを通っていたのでした。

一方のブリーン選手は道なりに沿って進み、ジャンプ後の着地の衝撃によりギアボックスを破損、まさにこの地点でリタイアとなってしまいました。

ここでは経験の差がはっきりと出てしまったようです。

【動画】タナク選手vsブリーン選手 ドローン映像

 

おわりに

普段の中継だと、ここまで詳しい比較など難しいのですが、さすがドローンの映像は事実を明確に伝えてくれます。

各ドライバーもこの映像を使って後半戦、そして来季への準備を進めるのでしょうか。

少しインターバルを置いて、6月29日からはラリー・ポーランドが始まります。チャンピオンシップ争いもますますヒートアップする後半戦、楽しみに待ちましょう!

画像の出典:TOYOTA GAZOO Racing

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