2017年6月7日から、Amazonのタブレット端末、Fire 7(Newモデル)が発売されます。激安で注目を浴びた旧モデルと比べ、どのくらいパワーアップしたのか比較してみました。
さらに軽く、薄くなった高コスパタブレット
以前のモデルよりも軽く、薄くなったというセールスコピーのようですので、まずは重量とサイズを比べてみようと思います。
重量比較
- 新型:295g
- 旧型:313g
サイズ比較
- 新型:192 x 115 x 9.6mm
- 旧型:191 x 115 x 10.6mm
軽量化では結構頑張っているのではないでしょうか。約20gなら手で持てば違いがわかるくらいの差があります。
サイズは・・・。値段を変えずに1mm薄くするのは相当の努力があったのだと思いますが、心ときめくほどの変化はないようです。廉価版なので無理せず正常進化したと言っていいでしょう。
果たしてその性能はいかほど?
主なスペックを新旧で比較してみました。
比較項目 | Fire 7(Newモデル) | Fire(旧モデル) |
ディスプレイサイズ | 7インチ | 7インチ |
解像度 | 1024 x 600 (171 ppi) | 1024 x 600 (171 ppi) |
プロセッサ | クアッドコア1.3GHz | クアッドコア最大1.3GHz |
オーディオ | モノラルスピーカー マイク |
モノラルスピーカー マイク |
ストレージ | 8/16GB | 8/16GB |
microSDカード | 256GBまで対応 | 200GBまで対応 |
Wi-Fi | デュアルバンド a/b/g/n |
シングルバンド b/g/n |
バッテリー | 8時間 | 7時間 |
性能の差はあまりなさそう
ディスプレイサイズは全く同じですが、少し改善され視認性が向上しているようです。SDカードの容量が増えたのとバッテリーの持ちが良くなったこと、そしてWi-Fiがデュアルバンドになって通信の安定性が向上した点に違いがあります。
CPUも多少の変化はあるでしょうが、劇的な違いはなさそうです。
どんな使い方ができるのか
新しいモデルになってもあまり違いはなさそうなので、旧モデルユーザーの視点で、購入したらどのような楽しみ方が可能かをご紹介しましょう。
Amazonプライムの利点を活かせ!
Amazonプライムに加入していると、プライム・ビデオやPrime Musicなど見たい放題聞き放題のサービスが利用できます。
Fireタブレットがあれば、Wi-Fiが使える環境はもちろん、事前にコンテンツをダウンロードしておけばオフラインの状態でも楽しむことができます。
毎月1冊、kindle書籍を無料で読めるオーナーライブラリというサービスもあります。地味で使いにくいですが、タダで読めるから文句は言えませんね。
コミックを読むなら最適
雑誌は字が小さくなってしまうので難しいですが、コミックを読むなら最適なサイズ感。そしてお気に入りの作品を全巻揃えても、全てKindle Fireの中に納まってしまいます。
新しいのを読みたくなったら次々とワンクリックで買えてしまうので、お手軽過ぎて心配になってしまうほどです。
電子書籍でマンガ読みたいなぁ、なんて思っている人にはベストの選択なのかも。
アプリはビミョーだけど使えなくもない!
モンストやモバイルストライクなんて人気のアプリもありますがタッチの感度がそんなに良くないのでちょっと厳しいかも。SimCity BuildItならまったりと楽しむことができましたけど。
それよりもradikoやJazz Radioなんかをインストールして、流しっぱなしにしておくような使い方の方が向いています。
この辺は割り切ってしまえ!
ブラウザを使っての検索や、メールの送信なども可能ではありますが、動作の重さやタッチの感度、キーボードの操作性がイマイチなので、基本的に映像を”見る”、音楽を”聴く”、マンガを”読む”など受動的なアクションに特化した製品だと思ってください。
初めてのタブレットとして購入し、体験版として使ってみるってのもいいですね。
おわりに
Fire HD 8やFire HD 10というハイスペック製品もありますが、こららを買うならもうちょっと頑張ってiPadを買うのをお勧めします。
5,000円くらいで買えてしまう、驚きの高コスパタブレット。ご検討してみてはいかがでしょうか。
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