【映画ランキング】2016年に観た新作映画ベスト10

(C)2016「君の名は。」製作委員会

2016年も終わり、振り返ってみると人生の中で一番映画をたくさん鑑賞した1年でした。とはいえ週に1、2本を自宅で観る方が多いので映画ファンの方々には遠く及びませんが、今年の作品からベスト10を選んでみたいと思います。

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10位:ようやく現れた、日本のゾンビパニックムービー

アイアムアヒーロー(C)映画「アイアムアヒーロー」製作委員会 (C)花沢健吾/小学館

『アイアムアヒーロー』

冴えない漫画家である鈴木英雄が突如日本を襲った謎の感染症の中で生き延びる様を描く、かなりグロめのアクションホラー。日本では扱える人も限られる銃が登場するのも、きちんと伏線が張られているのでリアルさがあります。

ゾンビという言葉は出てこないのですが、日本のゾンビ映画でこれだけの迫力って他に見たことないです。

 

9位:日本中で大ヒット!音楽も最高でした

(C)2016「君の名は。」製作委員会

『君の名は。』

2016年1番のヒット作となり、現在でもIMAXシアターで上映されるなどますます勢いを増すアニメ作品。疾走感溢れる青春にシリアスなSFテイストを融合させたハイレベルな設定とテンポよく誰でも受け入れやすい物語は、予想外の大当たりだったとはいえ製作側がやれることは全てやったという意気込みと丁寧な仕事っぷりが伝わってきます。

綺麗な映像と音楽との融合も素晴らしくて、「スパークル」が流れた時は思わず声が出そうになるほどでした。

 

8位:人の感覚ってすごい!人生初のサイレントムービー

『LISTEN リッスン』

耳栓をして映画を鑑賞する完全に無音な映画。耳の聴こえない出演者が手話だけでなく全身で表す自由な表現は、いつしか頭の中でリズムを創り出し旋律が流れ始めます。音は耳から聞こえるのではなく心で聴いているのだと知ったときの衝撃といったら、まさに雷に打たれたようでした。

音の聴こえない世界。そこには感覚が欠如ではなく、新しい可能性があるのだと思いました。

 

7位:純粋な愛と残酷な結末!壮絶な人間ドラマ

Una produccion de Aqui y Alli Films, Espana. Todos los derechos reservados (C)

『マジカル・ガール』

マジカル・ガール(魔法少女)だなんて可愛いタイトルに騙されてはいけないと覚悟の上で鑑賞したのですが、結末は更にその予想を超えていました。

親と娘、男と女。それぞれの理由はあれど根底にあるのは純粋な愛の形。些細なきっかけで奈落の底に落ちていく様はあまりにも残酷で、観終わった後にはやりきれない気持ちで一杯にさせてくれます。

詳しいことはよくわからないのですが、映像の撮り方とかも印象的でした。

 

6位:おいこっち来んな!暗闇が怖くなるホラームービー

ライトオフ(C)2016 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC ALL RIGHTS RESERVED

『ライト/オフ』

YouTubeで公開されている予告編を観て恐怖の源を知っているのに、どうしても劇場で観たくなって足を運んでしまいました。知っててもこえーよ!

見えない暗闇の中に潜む、得体の知れない何かに怯える恐怖は序盤からやってきて、このまま出オチで終わるのかと思っていたら結局最後まで勢いは衰えず。怪現象の正体や家族の愛情など、物語として必要な要素をきちんと踏まえたストーリーも拍手を送りたいです。

 

5位:この温かさを感じてほしい!久しぶりに出会えた小さな幸せ

いたくてもいたくても(C)東京藝術大学大学院映像研究科

『いたくても いたくても』

SNSでタイトルを目にし、賑わっているのを眺めていたら無性に観たくなりました。通販×プロレスという異色のタッグに、男女3人の恋模様を絡めた異種格闘技戦。不思議な笑いを呼び起こしながらも、でもそこには人としての成長があり、何か掴めそうな気がするんだ、って主人公の言葉が胸にいつまでも残ります。

今では珍しいスタンダードサイズのスクリーンが映し出さす映像からは優しさが溢れ出していました。良い意味での日本映画を感じられて、大予算の映画だけじゃなくこういうのもいいなって思える作品でした。

 

4位:未だに言葉にならない!評価不能の衝撃作

この世界の片隅に(C)こうの史代・双葉社/「この世界の片隅に」製作委員会

『この世界の片隅に』

衝撃度でいえばこの作品が今年のナンバーワン。12月30日、年末ギリギリになって鑑賞したせいか、正直まだ飲み込み切れていないのですが、少なくともランキング上位に入れておかなければ!という気持ちからランクイン。

戦時中だからといって誰もが武器を持ち戦っているのではありません。普通に暮らし、食べたり笑ったりしながら生活している人たちがほとんどです。そんな人たちがどんな風に生きているのか、登場人物たちと共に笑ったり泣いたりしながら最後まで一緒に同じ時間を過ごして、普通に生きることの尊さを多くの人に感じてもらいたいなと思います。

 

3位:来ないなら取りに行け!ひたむきに挑む青春の姿

ちはやふる(C)2016 映画「ちはやふる」製作委員会 (C)末次由紀/講談社

『ちはやふる 上の句』

上半期のラインナップだけならこの作品が1位だったと思います。スポ根の王道を行くわかりやすいストーリーにコメディを交えて、序盤から終盤まで加速しっぱなしの疾走感!かるた部員たちの友情も泣けるし感情移入できないキャラクターがいないという当たりしか出ないクジを引くみたいなお得感?もあるしこれ以上詰め込めないくらいギュッと押し込んだ、勢いではナンバー1の作品です。

広瀬すずさんの演技も力強く、スーパースローモーションでもブレない可愛さと相まって一気に女優さんとして気になる存在になりました。『君の名は。』でも声を担当した上白石萌音さんもいいキャラクターになってましたね。

下の句の方は11位あたりにいます。続編も期待しています。

 

2位:苦しい、でも観てよかった!心を揺さぶり続ける映画

聲の形(C)大今良時・講談社/映画聲の形製作委員会

『映画 聲の形』

原作コミックも未読だし、アニメ作品は『君の名は。』を観たからスルーしようかな、なんて思っていた映画がなんと2位にランキング。心に残る映画としては2016年ベストと呼べるでしょう。

耳の聴こえない生徒と周囲の関係。いじめという重い問題。いじめる側、いじめられる側それぞれの視点。どれも他人事には思えなくて、どれも自分で、忘れようとしていた記憶を呼び覚まして苦しくもなりましたが、ここで振り返っておくことはきっと未来につながると思えるようになりました。

映画を鑑賞後、どうしても読みたくなってコミックにも手を伸ばしました。少し異なるストーリー展開や映画では気づかなかった部分も載っているので、映画を好きになった方にはぜひ読んでもらいたいです。

 

1位:ファンですから!見たかった世界がありました

ファンタスティックビースト(C)2016 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. ALL RIGHTS RESERVED

『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』

原作も映画も制覇した、大好きなハリー・ポッターシリーズに不満があるとしたら、本当の魔法をきちんと見られなかった点です。ダンブルドア先生など一部の魔法使いの凄さは伝わるんですが、大バトルとなった『ハリー・ポッターと死の秘宝』でさえ基本は生徒vsチンピラですから、魔法使い同士の本気バトルを見る機会はあまりありませんでした。

ところがどうでしょう、この作品では思うがままに魔法を操る人たちがゴロゴロしてます。一々面倒臭い呪文なんて唱えてる人はいません。そんな人たちによる魔法使い同士のガチバトル!見たかったのはこれだよ!やっと見れたよ!と感動しました。

スピンオフ作品ですがアメリカという新しい舞台も魔法世界の動物たちの描写も凄まじく、本家よりこっちを先に観てしまうとちょっと辛いかもと思えるほど。ちょっと内気な主人公や成り行きで出会った仲間たちとの関係も楽しくてハリー・ポッターシリーズだということを抜きにしても楽しめます。

1位にするのはちょっと贔屓しすぎかな?って思わなくもないですが、そこはハリポタファンとしての感謝を込めて。

 

おわりに

一応順位をつけてますが大きな意味はなくて、紹介できなかった作品も含めて良い映画にたくさん出会えた1年になりました。

映画館だけでなく映画祭などにも足を運んでみたりしながら、今年もマイペースに好きな映画を探して楽しみたいと思います!

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