【コミックレビュー】あげくの果てのカノン/不倫×SF 禁断の恋の行方は?

2016年12月8日

読書

きんどうさんで紹介されていたのを見て、表紙のイラストが好みだったので中身も知らずに『あげくの果てのカノン』を購入しました。セールス中だしハズレでもまぁいっかなんて思っていたら、いやいやいやこれスゲェよ・・・。

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世界がどうなっても不倫の文化はなくならない?

作品のテーマは不倫×SFと今までにない組み合わせ。主人公の高月(こうづき)カノンさんは、高校時代から憧れだった境(さかい)先輩と偶然?の再会。昔から変わることないその姿や素振りに、無理だとわかっていながらもトキメキが止まりません。

でもやっぱり、永遠に届かない高望みなのです。だって先輩は地球を守る英雄だし、奥さんのものなんだから・・・。

宇宙から飛来した謎の侵略者と戦うハードなSF設定。しかも好きになってしまった人は既婚者というハードな人生。いろいろ絶望的な状況なんですが、人は世界がどうなっても不倫してしまうんでしょうか。イケないとわかっていても応援してあげたくなる不思議なラブストーリーです。

 

一方的かつ一途な想いに心が揺れる

カノンさんは、思いを伝えられない控えめな女の子かと思ったら大違い。ちゃんと1度は告白してるし(フラれたけど)、先輩のどんな一瞬も逃さずにコレクションしてしまう若干(かなり?)ストーカー気質。

先輩を想いながらニヤリと笑う表情もヤバいし1度目はどん引きしながら読んでたんですが、もう1度読み返してみるとあら不思議、彼女に共感している自分がいました。踏み込んではいけないと頭では理解していながらも、ちょっとした優しさの一粒でも、そばにいられるほんの一瞬でも、胸が締め付けられるほどに愛おしい。そんな気持ちが溢れてきてどうしょうもありません。

今まで眠っていた何かが目覚めてしまったんでしょうか。

 

永遠の片思い?希望の光は救いか幻想か?

そんなカノンさん。境先輩との再会を機に少しずつ2人の距離が縮まっていきます。会ったり話しをする機会も増えるんですが、一筋縄ではいきません。彼は宇宙生物と戦うための組織に所属していて、優れた能力を持つ人類のヒーローで、奥さんもいるというスーパーハイスペックかつ既婚者。

そんな先輩がなぜカノンさんと?その謎が解けると共に徐々に明らかになっていく、彼が抱える秘密。それは恐ろしい未来を暗示し、2人の恋と地球の運命どちらも目を離せません。

軽快なラブコメ展開と重厚なSF戦争モノ設定という組み合わせにより生み出されたこの作品にすっかり虜になってしまいました。今後が気になって仕方ありません。あぁ、こうやって人はストーカーになってしまうんですね。

 

おわりに

現在第2巻まで販売中、月刊!スピリッツでも連載中です。

2016年12月6日(金)から12日(木)までの1週間はサイバーマンデーでKindle製品がクーポンを使えば最大61%オフで購入出来ちゃいます。買うなら今がチャンスですよ!『あげくの果てのカノン』と一緒にどうぞ。

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