【WRC2016】世界ラリー選手権 最終戦 ラリー・オーストラリアの感想です(DAY2)

wrc11月17日(木)から、世界ラリー選手権(WRC)2016年シーズンの第14戦、最終戦となるラリー・オーストラリアが始まりました。今季のレースもあと2日、優勝に王手をかけるのは誰になるのでしょうか?

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DAY2:地元パワー炸裂

2日目は7ステージ135.19km、午前と午後に50kmを超えるロングステージが取り入れられた正念場を迎えます。この日も青空に覆われ快晴の1日。気温も30度近くまで上昇する予想です。暑いとタイヤの磨耗も激しくなるため、ほとんどのドライバーがハードタイヤを多めに選択する中(ハード5本またはハード4+ソフト1本)、セバスチャン・オジエ選手(フォルクスワーゲン・モータースポーツ:ポロR WRC)はソフト5本を選択。タイヤに優しい走りができる彼はグリップ力の高いソフトタイヤをいたわりながら攻める戦略のようです。

長距離ステージから始まった戦いは、なんとヘイデン・パッドン選手(ヒュンダイ・モータースポーツ:i20 WRC)が他のライバルに10秒以上の差をつけてトップタイムを叩き出し一気に2位に浮上。フロアに空いた穴から入ってくた土ボコリまみれになりながらもニュージーランドから応援に駆けつけたファンたちの声援をバックに優勝を目指します。

そしてもう1人、初日にガードレールと接触してしまったヤリ‐マティ・ラトバラ選手(フォルクスワーゲン・モータースポーツ:ポロR WRC)がようやく目覚めました。本人曰く、ここ半年の不調からようやく抜け出したらしいです。なぜ今なんだよ!と思わなくもないですが、せめて1ポイントでも獲得してフォルクスワーゲンドライバー最後のレースを良い形で締めてもらいたいです。

午後に入り気温も上がってきたところで午後のステージに向け全員ハードタイヤを選択します。かなりタイヤに対しての負担が高く、各車速いだけではなく摩耗も考えた走り方を迫られます。

こういう展開になってくると、やはりオジエ選手の強さが光ります。徐々にトップとの差を縮め、この日の終了時点では2秒差まで詰め寄ってきます。首位のアンドレアス・ミケルセン選手(フォルクスワーゲン・モータースポーツ2:ポロR WRC)は、タイムアタック中にペットボトルが足の間に挟まったりブレーキペダルとクラッチペダルが曲がってくっついてしまったり(転がってた石でワイルドにガンガン叩いて直してました)追われている立場なのに変な邪魔が入ってしまう妙な1日。それでも最終ステージでは持ち直してトップタイムを出すなど勝ちに行く姿勢は失っていません。

DAY2を終えたあとの暫定順位を見るとフォルクスワーゲンがワンツー、パッドン選手を先頭にヒュンダイが3台続いてその後ろにフォード勢が4台並んでいます。これってそのまま今年の勢力図に近いような。10位には下位カテゴリーのWRC2で総合優勝を狙う、来季トヨタ入りも噂されるエサペカ・ラッピ選手(シュコダ・モータースポーツ:ファビアR5)。さらに上位に食い込めば2017年からの待遇もアップするかも?

【動画】ステージ 10 – 14 ハイライト

 

【動画】ステージ 15 – 16 ハイライト

 

続きます

次回に続きます。

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