【マイナンバー】マイナンバーのシステムは本当に大丈夫なの?

2016年10月27日

マイナンバー

今年の初めに話題になったマンナンバーのシステム障害。根本的な原因が突き止め恒久的な対応がなされたとのアナウンスがありましたが、その後もスッキリ解決とはいかないようです。

また発生したシステム障害

地方公共団体情報システム機構(J-LIS)の発表によると、10月22日の8時から中継サーバと呼ばれるコンピュータが正常に動作しなくなり、それに接続した市町村の端末が影響を受けたとのことです。

個人番号カード管理システムにおける障害について(J-LIS)

この状況は3時間ほど継続し、動かなくなったサーバをシステムから切り離しことで問題を解消。中継サーバは全部で4台あるため、残りの3台で業務を継続することができました。

その日の夜には原因となったサーバの故障部品を交換。現在は無事稼働しているようです。

 

対応の遅さが気になる

今回はハードウェアの故障が原因でした。機械の故障はありえないことではないので仕方ないとしましょう。

しかし対応までに3時間もかかっていることが気になります。マイナンバーのように大規模なシステムであればハードウェア障害を監視するソフトウェアは導入しているでしょうから、すぐに通知は関係者に届くはずです。

にもかかわらず故障した原因の突き止めとサーバの切り離しまでに約3時間もかかっています。全国から絶え間なくアクセスされるシステムにしては随分とのんびりした対応ではないでしょうか。

障害が発生した場合に備えた仕組みが考慮されていないのではないか、せっかく複数サーバに処理を分散させているのに切り替えや切り離しの手順がしっかりと決められていないのではないかなど、運用体制にも問題あるのでは?と心配になってしまいます。

 

これから迎える年末、年度末の動向に注目

以前に下記の記事を書いたときにも、原因を突き止めたから解決したというより、単に年度末の処理件数が増えるピークを過ぎたから落ち着いたと思えるだけのような感触がありました。

マイナンバーのシステム障害原因と対策をよく見ると解決したように思えません

今回のトラブルは違うのかもしれませんが、これから年末調整に向けた対応で処理件数が増え、またトラブルが再発するようになるかもしれません。本当にマイナンバーのシステムは大丈夫なのか。その答えはこれからの結果で決まります。

 

おわりに

ようやく今年から本格的にスタートしたマイナンバー制度ですが、1年目は良いイメージにつながるニュースが全くないままに終わりそうです。

デジタル社会の基盤作りとして期待していたのですが、国の都合と大企業の利益のために続くだけの制度になってしまう予感も高まってきました。