【WRC2016】世界ラリー選手権 第12戦 ラリー・カタルーニャ(スペイン)の感想です(DAY3)

2016年10月17日

wrc

10月13日(木)から、世界ラリー選手権(WRC)2016年シーズンの第12戦、ラリー・カタルーニャ(ラリー・デ・エスパーニャ)が始まりました。21年ぶりとなる地元優勝への期待が高まります。

DAY2の感想はこちらです。

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DAY3:逃げ切るか、追いつかれるか

DAY3は8ステージ139.18km、この日はターマック(舗装路)のステージに移ります。ようやく雨から解放され青空と乾いた路面。スタート前、ドライバーたちの吐く息は白いですが、気温は13度から23度まで上昇する見込みです。ミシュラン勢のタイヤ選択は、多くのマシンが耐久性重視のハード5本を選択します。

この日の注目は地元スペインでの優勝を目指すダニ・ソルド選手(ヒュンダイ・モータースポーツ:i20 WRC)と、優勝を決めてチャンピオンシップ獲得に花を添えたいセバスチャン・オジエ選手(フォルクスワーゲン・モータースポーツ:ポロR WRC)の一騎打ち。オープニングステージこそソルド選手が上回ったものの、じりじりとオジエ選手が左を詰めていき、この日最後のステージ直前でついに逆転してしまいました。

ソルド選手もターマックは得意だと思うんですが、オジエ選手の速さは他のマシンと比べて1段違うレベルにあるかのようです。特に後半でスパートができるのはタイヤの使い方にも秘密があるのかもしれません。

まだ2台の差は5.8秒と逆転の可能性もあります。オジエ選手は2位でも年間優勝は決定するので無理をしなくてもいいんですが、絶対優勝する気でいるでしょうから、ソルド選手の頑張りに期待しましょう。

残る1つの表彰台争いは、アンドレアス・ミケルセン選手(フォルクスワーゲン・モータースポーツ2:ポロR WRC)、ティエリー・ヌービル選手(ヒュンダイ・モータースポーツ:i20 WRC)、ヘイデン・パッドン選手(ヒュンダイ・モータースポーツN:i20 WRC)、マッズ・オストベルグ選手(Mスポーツ WRT:フォード フィエスタ RS WRC)、そしてクリス・ミーク選手(アブダビ・トタル WRT:シトロエン DS3 WRC)の5台が約30秒の中にひしめき合っています。

大きな動きがあったのは午後に入ってからでした。前を行く2台から徐々に引き離されていくミケルセン選手。焦りからか、コーナー出口で外側に膨らみガードレールにヒット、痛恨のリタイアとなってしまいました。最近荒っぽい走りが増えてきたのでちょっと心配していたのですが、不安が的中してしまい残念なことに。

これで3位に浮上したヌービル選手ですがアンダーステアに苦しみ、後続のパッドン選手とのタイム差を意識した走りに徹します。前日の朝にいきなり横転して順位を落としてしまったミーク選手が本来の力を取り戻し5位に浮上ます。

このあたりはまだまだ混戦。ちょっとしたことで明日の最終日も順位が変わってしまう可能性があります。

【動画】ステージ8 – 11 ハイライト

 

【動画】ステージ12 – 14 ハイライト

 

続きます

次回に続きます。

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