【WRC2016】世界ラリー選手権 第12戦 ラリー・カタルーニャ(スペイン)の感想です(DAY1)

2016年10月14日

wrc

10月13日(木)から、世界ラリー選手権(WRC)2016年シーズンの第12戦、ラリー・カタルーニャ(ラリー・デ・エスパーニャ)が始まりました。いよいよチャンピオンが決定するのでしょうか?それとも予想外の展開が待っているのでしょうか。

概要

スペインの東部カタルーニャ州。バルセロナの南西に位置する、地中海に面した街サロウが拠点になります。ここで行われるのはシーズンを通して唯一となる、グラベル(未舗装の路面)とターマック(舗装路)の混合レース。2種類の異なるコンディションによってタイヤの選択やマシンセットアップの重要性も増してきます。

今季も残り2戦。チャンピオンシップ争いから遠ざかってしまった選手も、まだ来季のシートが決まっていない選手も、1つでも多くのポイントを獲得して今後に繋げるために手を抜くことは許されません。

開催前には洪水のような状況になるほどの大雨が降り、レース中も不安定な天候が選手たちを襲う予感。何が起きてもおかしくない、そんな様相を呈してきました。

【動画】ラリー・カタルーニャの紹介

【動画】ラリー・カタルーニャのステージ紹介

 

DAY1:雨のバルセロナ

初日はバルセロナ市街地に設置された3.2kmのショートコース。道幅は狭く走りにくい上に、多くの観衆の前で360度のドーナッツターンをキメなければならない、ドライブテクニックと魅せる技の両立が必要な難関です。

天候は雨。路面には水がたまるほど降り続いている状態からのスタートとなりました。先頭走者の市街地コースに強いロレンツォ・ベルテッリ選手(F.W.R.T:フォード フィエスタ RS WRC)がいきなり好タイムを出し、後続の上位陣はなかなか超えることができません。

ようやくトップタイムを塗り替えたのはオット・タナク選手(DMACK WRT:フォード フィエスタ RS WRC)。シャープで無駄のない走りは結果にも現れました。

その後はどんどんと雨脚が強まり、ヤリ‐マティ・ラトバラ選手(フォルクスワーゲン・モータースポーツ:ポロR WRC)が走り始めた頃にはライトを点灯する必要があるほど暗くなってしまいます。こうなってしまうと後ろの出走順となる上位陣はお手上げ。タナク選手とベルテッリ選手が1、2位をキープしたまま終了となりました。3位はちょうど雨が弱くなったことも味方し、セバスチャン・オジエ選手(フォルクスワーゲン・モータースポーツ:ポロR WRC)が意地を見せ飛び込んできました。

せっかくの見どころだったドリフトターンも、滑りやすい路面のせいか各車慎重な走りになってしまいちょっと残念。直線が少ないためにエンジンの回転数も上がりきらず、耳をつんざくようなサウンドを浴びることもできませんでした。もっとド派手なのを期待していたんですけどねぇ。

【動画】ステージ1:ベルテッリ選手の走行

 

続きます

次回に続きます。