【ライブレポ】Uruさんのライブ「SS」に行ってきた感想です

piano9月10(土)、11日(日)の2日間にわたり、今年の6月にメジャーデビューしたUruさんの2DAYSライブ「SS」が東京グローブ座で行われました。日曜日の方に行くことができましたので、その時の感じを伝えられたらと思います。

幻想的な雰囲気と、神秘のヴェールに包まれた演出

せっかくメジャーデビューしたのに変わった場所でやるんだなぁと思っていたのですが、その理由は会場に入って瞬時に納得できました。

円筒形の場内はステージを囲むように客席が配置され、1階から3階まで吹き抜けの高い天井から降りる薄い布に舞台が覆われています。YouTube上ではいつも顔半分が見せずミステリアスな印象を視聴者に与えていましたが、デビュー後も神秘的なイメージは継続のようです。多分演出に合わせて場所を選んだのでしょう。

演奏が始まるとさらに雰囲気が高まります。曲調に合わせて変化するライティングが舞台を包むヴェールに映し出され、会場全体が幻想的な光に飲み込まれます。時には艶やかな色合いに、時には夜空を映すように。そして照明の加減によって客席からはくっきりとUruさんの姿が見えるようになったりと、一瞬も目が離せませんでした。

 

絶妙な混ぜこぜ具合、オリジナル多めのセットリスト

曲は1日目、2日目同じだったようです。ファンの方がセットリストをまとめてくださっていましたのでご紹介します。

 

感想

儚いようでいて芯のある、透明感のある歌声。

音程もすごく安定してるし声量もあるし、ホントに緊張してるの?ホントにデビュー直後なの?と思ってしまうほどしっかりしてました。ヴォーカル、ピアノ、ギター、コーラスと最小の編成に、必要に応じてオケを入れるシンプルな構成が声の魅力をさらに強めていて、まさに心に直接届く感じ。

ウィスパーボイスのバラードシンガーみたいなイメージが強いですが、生の声をダイレクトに浴びているとソウルフルな曲調でもこなせる強さも伝わってきます。

カバー曲がメインかと予想していたのに思った以上にオリジナル曲を披露してくださったのも大きなサプライズでした。デビューシングルや待望の新曲も聴けましたし、深い思いが込められた「アリアケノツキ」なんて思い出すだけでも泣けてしまう・・・。

うちの母親も10年ほど前に他界しました。ずっと困難な人生を歩み続けてようやく一息つけるようになった頃でした。育ててくれた愛情に何一つお返しもできていなくて、これから親孝行していかなきゃと思っていた矢先、突然の別れがあってもう会えなくなってしまって。その時に心に浮かんだ言葉が、

「幸せでしたか?」

でした。曲の歌詞と重なった瞬間に急に思い出して、ビックリして声が出そうになりました。これからもUruさんの歌声を耳にするたび、幼い頃の、そして元気な母の笑顔を思い出すことになりそうです。

 

いろんな表情を持っていて、どんなカバー曲でも自分らしさが輝いていたUruさん。今まではオリジナルという比較があっての評価でしたが、ご自身の楽曲でも本人らしさは生き生きと伝わってきました。もしかしたらまだ迷いがあるのかもしれませんが、これからもUruさんらしく歌ってくれたのなら、きっとそれが答えだし、そうあり続けてほしいなと思います。

 

観客が立ち上がって盛り上がるようなことはありませんでしたが、手拍子を入れたり最後は大合唱したり、ライブならではの一体感がありました。続けざまに数曲歌ったかと思えば、トークでになるとまったりマイペースぶりを発揮してくれたり。客層も老若男女幅広く、おじいちゃんとおばあちゃんが一緒に楽しそうにしているのを見てホッコリした気持ちにもなれました。

uru

 

おわりに

メジャーとしての音楽活動はまだ始まったばかりですが、来年には早速大阪でワンマンライブと徐々に全国に活動の場を広げていく様子。セカンドシングルも発売決定し、もっと有名になってもっと多くの人の心にあの素敵な声が届くことを願っています。

いつか、新しいカバー曲もまた披露してくれると嬉しいですね。