【映画感想】ライト/オフ/出オチかと思ったら最後まで怖かった(ネタバレなし)

movieYouTubeに投稿された恐怖動画を『ソウ』シリーズのジェイムズ・ワンさんの製作により映画化した『ライト/オフ』を鑑賞しました。映画館を出て明るい光を浴びるまで、おっかなさ長続きの映画でした。

あらすじ

母のソフィー(マリア・ベロ)と2人で暮らすマーティン(ガブリエル・ベイトマン)は、ある日から暗闇の中に存在する人影に怯えるようになりました。異変を知った姉のレベッカ(テリーサ・パーマー)は、彼を家から引き離そうとします。彼女も以前、同じ恐怖を感じて家を飛び出したのでした。

精神を病み、家から出られないソフィーの身を案じるマーティンは、結局家に戻ることを決意。幼い頃に一度は逃げ出したレベッカも母と弟を救うために、恋人のポール(ビリー・バーク)を連れ、共にに家に戻るのでした。

 

 

感想

スタートから全開ホラー

ストーリー冒頭から出し惜しみなく、謎の人影は姿を現します。暗いスクリーンに目をこらすと、確かに闇の中に何かがいる。明かりをつければその姿は見えなくなる。あれは一体なんだろう?目の錯覚だろうか?カチ、カチ、カチ。ライトのスイッチがオンオフされるのに合わせ、そんな気持ちで確かめようとしていると・・・。

心構えの暇すら与えられず、序盤からホラー全開。出オチかよ!と思うくらい勢いよく始まるのですが、そのままエンディングまでテンション下がらずに駆け抜けてしまいました。

闇の中にいる何かを恐る気持ちはきっと本能に刻まれていて、慣れるとか無理。あと、急に来るなよ!ちけーよ!こえーよ!って終始心の中で叫んでました。

 

封印されていた過去

うつ病気味の母親ソフィー。その不安定な行動は暗闇の恐怖と同じくらい不安にさせてくれます。しかもセリフと目の前の事実との不気味なズレが気持ち悪さを増幅させます。

さらに、徐々に明らかになっていくソフィーの過去は謎の人影の存在とつながっていくのですが、その残酷な記録は霊的な恐怖だけでなく精神も削ってきます。この辺なんとなく『ソウ』を見ているときのような気持ちになりました。

 

家族の絆で救えるか

闇の中に潜む影の正体に気づいた頃には、マーティンたちは命を脅かされるまで追い込まれていきます。

見えない怪物に対し反撃に出るレベッカ、機転を利かせるポール、最後まで母を信じるマーティン。そして強い自我を取り戻したソフィー。家族を守ろうとそれぞれが行動を起こすとき、予想外の結末を迎えるのでした。

全編を通して感じれられる家族の絆がここで繫がるのか!と、B級ホラーとは異なるしっかりした脚本に納得。ポールお前大丈夫かと最初思ってましたが(序盤で死んじゃうんじゃないかと思ってた)後半はちゃんとした出番があって配役も無駄がなく、落ち着いて振り返ってみると81分の中にスッキリとまとまった作品になってました。

映画が終わっても場内の明かりが点くまでは落ち着きませんでしたけどね。

 

 

 

おわりに

ホラーを劇場で観たのは久しぶりだったせいもあり途中でビクッって身体が動いてしまって、隣に人がいなくて助かりました。夏の終わり頃になってホラー熱が高まってきたので週末はホラー映画をレンタルしそうです。