WRCニュースサマリー(06/20)

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競技に参加した選手にもクルマにとっても過酷な戦いとなった、WRC第6戦イタリア・サルデニア。WRC.comのニュースから各ドライバーの声をピックアップしてお届けします。多くの意訳を含んでいますが、 そこは英語の勉強中ということでご容赦ください。

 

「まぐれじゃないよ!」

Paddon: Italy result was no one-off

優勝には届かなかったものの、誰もの予想を超える2位という成績で一躍スターの座に躍り出たハイデン・パドン選手。自分でも驚くような結果だったようですが、気持ちは更に高みを目指しているようです。

「本当に信じられないような週末だったね。もちろん、僕のドライバーとしてのキャリアの中でも特別さ。今年の目標としていた結果よりも上だった。これで今期後半戦のハードルがより高くなってしまったかな? もちろん僕たちはもっと表彰台に昇るために頑張るよ」

「今回の結果はまぐれなんかじゃないさ!でもこれで浮かれないようにしっかり現実を見て、地に足を付けて着実に成長していこうと考えているよ 」

残りのレースにはポーランド、フィンランド、そして彼の地元ニュージーランドに近いオーストラリアと、まだ得意とするコースがいくつも残っています。トップドライバーたちも油断していると、今回のように首位の座を脅かされるかもしれません。

 

「手を抜く気はないね」

Ogier’s warning to championship rivals

イタリアでも異次元の強さを見せたフォルクスワーゲンチームのセバスチャン・オジェ選手。チャンピオンシップではすでに2位のマッズ・オストベルグ選手に2倍近いポイントの差をつけていますが、今後も手加減する気はなさそうです。

「まだチャンピオンは決まっていないんだから、1ポイントでも多く奪いにいくつもりだよ。この競技はアンラッキーなことがいつ起きるかわからないからね。今のところ僕らの方針はとてもうまくいっているから、考えを変える必要もないしね」

この貪欲なまでに勝利に拘る姿勢も、オジェさんの強さの要因の一つだと思います。時には嫌悪されると知りつつも、頑なに自分の理想を貫こうとする精神力はまさに王者の証。そして自分自身にも対しても厳しい態度を崩しません。

「まだまだ完璧な走りではないね。深刻ではなかったけど小さなミスがいくつもあった。悪い路面状況に、僕らはとにかく冷静に対処しなければならなかったよ。サルデニアのようなラフな路面での勝利の秘訣は、無理にプッシュするより、とくかくマシンを無事にゴールまで届けるのが一番重要だからね」

彼の言う”無理しない”は他のドライバーにとってかなりのハイペースになんだと思いますが。まだまだ簡単にはトップの座を明け渡してくれはしないようです。

 

「日焼け止めが・・・」

Sun screen slip trips up Østberg

最終日に表彰台を目前にしながらコースアウトしてしまい、結局5位フィニッシュとなったシトロエンのマッズ・オストベルグ選手。重要な場面でのミスは日焼け止めクリームが原因だった?

「耳に日焼け止め用のクリームを塗ったんだ。ひどく日焼けしてしまってね。そしたら無線のイヤホンがツルツル滑って、ステージの途中で外れちゃったんだよ!」

「片耳は聞こえるし、それだけが原因じゃないけどね。ペースノート(コースの状況を細かく記したメモ。助手席に座るコ・ドライバーが読み上げてドライバーの運転をナビゲートします)も正確じゃなかったし。でもイヤホンに気を取られて集中力を少し書いてしまったのは事実かな」

他のドライバーはヘルメットに内蔵されたヘッドセットを使いますが、オストベルグさんだけは耳栓みたいなイヤープラグがお気に入り。誰にもわかってもらえない悩みですね。

「去年も使ってたんけど、こんなトラブルは初めてだよ!」

 

WRC 2015 イタリア・サルデニア SS19-23

 

WRC 2015 イタリア・サルデニア レビュー