【WRC2016】世界ラリー選手権 第8戦 ラリー・フィンランドの感想です(DAY1)

wrc7月28日(木)から、世界ラリー選手権(WRC)2016年シーズンの第8戦、ラリー・フィンランドが始まりました。ラリーの聖地とも言われる北欧のハイスピードバトル、オープニングからワクワクさせてくれる展開になりました。

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概要

「そこには1,000の湖があり、1,000の伝説がある」

かつては1,000湖ラリーと呼ばれたラリー・フィンランドは、針葉樹と湖に囲まれた美しい景色とは裏腹の超高速グラベルコース。名物ステージの「 オウニンポウヤ」を始めとする、波打つ路面が作り出す様々な角度のジャンプポイント、そして着地後すぐに待ち受ける左右のブラインドコーナー、そして平均時速130kmを超えるハイスピードバトルは、選手たちに一瞬の迷いも許してはくれません。

今年はTOYOTA GAZOO Racingの育成プログラムに参加している新井大輝選手と勝田貴元選手が、トミ・マキネンレーシングからフォードフィエスタR5でWRCの下位カテゴリ、WRC2に参戦。トヨタ、地元出身トミ・マキネンさんという大きなブランドを背負っての出場となればプレッシャーも強いと思いますが、良い結果を期待しましょう。

ティエリー・ヌービル選手(ヒュンダイ・モータースポーツ:ヒュンダイ i20 WRC)いわく「1,000の湖があるって言うけど、ジャンプは2,000くらいあるよね」だそうです。ロマンぶち壊しかよ!

 

【動画】ラリー・フィンランドの紹介

 

 

DAY1:因縁の対決再び?

オープニングはわずか2.27km、都市の中心部を走る市街地ステージから始まります。普段は自動車が行き交う路上でモンスターマシンをヒラリヒラリと操るテクニックや、路肩に乗り上げるショックをたやすく吸収してしまうサスペンションの性能にと驚くことばかり。

前回優勝を決めたアンドレアス・ミケルセン選手(フォルクスワーゲン・モータースポーツ2:ポロR WRC)がこの日も好調、顔に似合わないワイルドな走りでトップタイムを刻みます。笑顔とポジティブな性格も魅力的な彼は、最近ではすっかり優勝候補の1人となりました。

そんなミケルセン選手に、最後の最後に優勝を奪われた形になったのがオット・タナク選手(DMACK WRT:フォード フィエスタ RS WRC)は、対照的に小回りを心がけた無駄をない走りで同タイムで並びました。フィンランドでも、ポーランドに続いて因縁浅からぬ2人のバトルが見られるかもしれません。

そして故郷フィンランドで2連勝、今年はハットトリックを狙うヤリ‐マティ・ラトバラ選手(フォルクスワーゲン・モータースポーツ:ポロR WRC)は地元の大声援を受けながら6番手につけます。ラトバラ選手が登場すると歓声が上がり、見てるこっちまで鳥肌が立ってしまうほど。どうやらマシンが不調のようで満足した走りはできなかったようですが、明日以降良い結果を出して不運の連鎖をそろそろ断ち切ってもらいたいです。

3番手につけたのはラトバラ選手のチームメイト、セバスチャン・オジエ選手。4番手ヌービル選手、5番手クリス・ミーク選手(アブダビ・トタル WRT:シトロエン DS3 WRC)と続きます。

WRCデビュー戦の日本人ドライバー、勝田選手と新井選手はWRC2カテゴリーで14、15番手につけています。2kmちょっとのコースでトップから6秒以上の差があり、やはりトップドライバーになるにはまだまだ超えなくてはならない高い壁がありますね。

 

【動画】ステージ1、ミケルセン選手のアタック

 

 

続きます

次回に続きます。

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