【映画感想】夏実のホタル/ホタルより有村架純さんの美脚がまぶしい(ネタバレなし)

natsumi_no_hotaru『夏実のホタル』鑑賞しました。悩む女性が自然の中で癒される映画かと思ってたら全然違いました。家族の大切さ、生きることの覚悟、そして命をつなぐことの大事さを静かに伝えてくれる優しい作品でした。

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あらすじ

将来写真家になるという夢を持つ主人公の夏実(有村架純)は、自分の才能にも自信が持てず、付き合っている彼氏との関係もうまくいかず、焦りを感じ始めていました。

そんな悩みを振り切るように、彼女は父の形見のバイクにまたがり幼い頃に訪れた森へと向かいます。

いつか父と一緒に見たホタルの姿を探すうち、偶然立ち寄った小さな商店で地蔵さん(光石研)とヤスばあさん(吉行和子)という親子と知り合いになります。夏実を心配し後を追ってきた慎吾(工藤阿須賀)も加わり、4人はまるで家族のように一夏を共に過ごすことに。

自然の中でゆっくりとした時間を過ごしながら心を開いていくうち、大きな転機が訪れます。それは夏実にとって過去と未来に向き合う大切な瞬間となるのでした。

 

 

感想

家族の愛情に触れるストーリー

父が遺してくれた形見のバイク、手にはフィルム式のカメラ。哀愁全開の夏実が偶然訪れたお店でいきなり泊めてもらえることになったりと「わたし癒されたいんです」的な物語かと序盤は少し心配になりました。

でもそうじゃなくて、夏実も周囲の人の苦しみを解放する側の存在でもありました。悩みや迷いは誰もが持っている。共に生きることでだんだんとわかってくる。家族だから言わなくても通じる気持ちや、近くにいるからこそ伝わりにくい大事な言葉。美しい自然に囲まれた静かな場所で、素朴に生きることで本当の気持ちを取り戻し、伝え合う物語です。

これだけだと都合が良すぎてヌルい優しさの押し付けみたいになりそうだけど、雲月という達観した人物がいることで現実の厳しさも忘れないようにストーリーを引き締めてくれています。口は悪いけど根は優しいキャラとか小林薫さんハマりすぎです。あと後半は親子の絆がテーマになって、過去の命、今の命、そしてこれからの命へとつながっていくんですが、途中の急展開が結構強烈。生きるって優しいだけじゃないです。

 

有村架純さんのナチュラル演技

有村架純さんの演技をしっかり見たのは初めてでしたが、すごくナチュラルな表情をする方でした。夏実は普段強気なんだけど、ふと弱い表情を見せたりする複雑な性格。将来を考える大きな分岐点を迎えた夏実の、真っ直ぐだけど不安定な心模様はストレートに伝わってきました。

バイクに乗っている姿も様になっていたし(もしかしてスタント?)カメラを構えるシーンも、きっと実際に写真撮るの好きなんじゃないでしょうか。もう少しカメラに愛着を見せるシーンを見たかったです。

あと脚がキレイ。ホットパンツ姿で、寝起き顔で登場したシーンとかナマ足美脚に目が離せなくなりましたよ。ファンならこれだけでも見る価値があります。

 

Uruさんの美しいバラードが最後を締めくくります

映画の最後に流れるのは、これがメジャーデビュー曲となるUruさんの『星の中の君』。YouTubeでカバー曲を歌い続け、ついにオリジナル曲で映画の主題歌に抜擢されました。優しい映画の締めくくりにふさわしいしっとりとした曲は、夏実の背中を優しく押してくれているような気がして心地よかったです。9月にはライブもあるので楽しみです。

 

【動画】Uru 『星の中の君』映画「夏美のホタル」ver.

 

この感想を書くために参考にさせていただいたサイトやブログ

 

おわりに

画面が常に揺れていたり、人物の登場シーンに違和感があったりと荒削りな部分も感じましたが、現実でも映画の中でも失われ始めている、素朴に生きる幸せを思い出させてくれた優しい映画でした。

鑑賞したのは東京新宿にあるシネマカリテさん。スクリーン2は舞台挨拶ができるスペースが前方にあるので、後方の座席だとちょっと小さく感じてしまうかもしれません。映画に浸りたい方はE列くらいまでが良いと思います。

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