世界ラリー選手権(WRC)2016 第7戦 ラリー・ポーランドの感想です(DAY1)

2016年7月1日

wrc

6月30日(木)から、世界ラリー選手権(WRC)の2016年シーズン第7戦、ラリー・ポーランドが始まりました。モンテカルロと並び古くから愛されるポーランドでの1戦、どのような幕開けとなったのでしょうか。

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概要

1921年に創設されたラリー・ポーランドは、ラリー・モンテカルロ(1911年に初開催)に次いで長い歴史を持つ大会です。首都ワルシャワの北にある魅力的な湖沼地帯に位置するミコワイキを拠点に、タイムアタック走行距離306.10km、21ステージ4日間に渡る戦いが繰り広げられます。

ここは次戦フィンランドと並ぶグラベルの高速ラリー。しかし道脇に生い茂る背の高い植物が視界を遮り、地面に潜む小岩を覆い隠し、ちょっとしたコースアウトも許してくれない難コース。一瞬の隙が命取りになります。

かつての走りを取り戻し、全戦イタリアで優勝したティエリー・ヌービル選手(ヒュンダイ・モータースポーツN)が本格的に復活したのか見定めるためにも重要な1戦ですし、4戦連続優勝を逃しているセバスチャン・オジエ選手(フォルクスワーゲン・モータースポーツ)も子供が生まれたお祝いに優勝が欲しいところ。2017年のマシン開発のためフル参戦をお休みしているシトロエン勢も2戦ぶりに復帰するので、上位に食い込む活躍を見せて欲しいところです。

ラリー・ポーランドの紹介

ラリー・ポーランドのステージ紹介

 

DAY1:ヌービル選手、復調ですか?

DAY1は2.5kmのオープニングステージのみ。ここはミコワイキ・アリーナで行われるスーパースペシャルステージ(SSS)となっていて、2台づつ同時にスタートしてタイムを競います。

スタート時の天候は曇りで蒸し暑く、コース上には所々に水たまりがあるものの雨は降らない予報。金曜日は大荒れの予報ですけどね。

この日トップに立ったのはヌービル選手。並走するオジエ選手に打ち勝って初日の夜を首位で過ごすことになりました。インタビューを受けている最中の姿も、以前選手権争いに絡む活躍を見せていた頃のようにひょうひょうとした感じで、これは本格的に復活かな?という印象を受けました。2位にはアンドレアス・ミケルセン選手(フォルクスワーゲン・モータースポーツ2)、3位には一発の速さを持っているオット・タナク選手(DMACK WRT)がつけ、オジエ選手は最終コーナーで膨らみすぎてフェンスに掠ったせいか、4位となりました。

一定の間隔を空けて順次スタートする通常のスペシャルステージ(SS)と違い、各ドライバーや車種による挙動の違いも見られるスーパースペシャルステージはレースっぽくて好きです。初日なので全員無理せずコースの幅ギリギリまで攻めたりはしないのですが、ヌービル選手が操るヒュンダイi20の安定感は映像からも伝わってきました。すっごい地味でしたけど。

ライブ映像で一番楽しみにしていたヤリ‐マティ・ラトバラ選手(フォルクスワーゲン・モータースポーツ)とマッズ・オストベルグ選手(Mスポーツ WRT)のバトルがカットされてしまったのはナゼ?

19:00から始まったナイトステージとは言え、まだ明るさの残るミコワイキ・アリーナにはどこか閑散とした空気もありました。ここ数戦、熱狂的なファンたちが見守る中でのイベントが続いたので、静かに見守る姿に見慣れていないのもありますけどね。明日以降も楽しみです。

 

続きます

次回に続きます。

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