KIndle Paperwhiteの単語帳機能を活用して英語を勉強しよう
KIndle Paperwhiteを始めとするAmazonの優れた電子書籍リーダーたち。Kindle Fireのようなタブレット端末と違い、読書専用の端末だけに映画やゲームなど他のエンターテイメントを楽しむことはできません。
その代わり、読書のお手伝いをしてくれる特別な「単語帳」を持っています。この機能を活用すれば苦手な英語だって勉強できちゃうんですよ。
知らない単語をタップするだけ!
使い方は簡単。英語のKindle書籍を読みながら、わからない単語をタップするだけ。スクリーンの反応があまり良くないので、グイッと押すようにするとうまくいきます。
これだけで単語の意味が表示され、ついでに自動的に単語帳にも登録されます。
フラッシュカードで復習もできます
一度単語帳に登録したら、いつでも確認することができます。画面上部をタップして表示されるメニューの右側のアイコンを選択すれば単語帳という項目があります。
ここで一覧が今まで登録した単語の一覧がズラリと表示されます。
フラッシュカードなんて機能もついており、ランダムに表示される単語を覚えられるまで何度も学習することもできます。
単語帳一覧を取り出すこともできます
この辺まではKindleの中だけの閉じた世界。単語の一覧を取り出したりできないものかと調べてみたら、できました。
Macの場合
Macの場合はデータを参照するためのツールが入っているので簡単です。以下の手順を実施すれば簡単にできます。
- 「Finder」>「アプリケーション」>「ユーティリティ」から「ターミナル」を実行します。
- Kindle電子書籍リーダーをMacに接続して、ターミナル上で以下のコマンドを入力してツールを起動します。
sqlite3 /Volumes/Kindle/system/vocabulary/vocab.db
- 次に以下のコマンドを入力すると一覧が出力されます。
select word from WORDS;
- 一覧をコピペし終わったら以下のコマンドでツールを終了します。
.quit
Windowsの場合
Windowsの場合は以下のようなツールを利用することで単語帳データが取り出せます。
Kindle Paperwhiteの単語帳のデータを取り出す方法(Mandarin Note)
あとは自由に使えます
これで単語帳が取れました。Google翻訳などを利用して訳をつければ過去の記事で作ったExcel英単語アプリに登録してもいいですし、Weblio英単語帳を使えば登録した単語の意味も自動でつけてくれます(無料だと単語の数は制限されます)。
おわりに
正直に言ってしまうと、単語帳やフラッシュカードは動作が遅くて全く利用していませんでした。でも単語を取り出して加工できればいろいろと活用の場が広がりそうです。
機種によっては単語帳ファイルの場所が異なる場合があるかもしれませんのでご注意ください。