「いけ本」を読んで地方創生ってなんなのか考える

ikeBookご縁があって、地方創生池女会プロジェクトさんが作られた「いけ本」をいただきました。これを読んでいると温かい気持ちになって、世の中の地方創生への取り組みってちょっと違うんじゃないかな?って思う気持ちが湧いてきました。

スポンサーリンク

「いけ本」

日本の中部に位置する岐阜県、その南西に池田町という町があります。最近では町の魅力をアピールする15秒動画コンテストが行われ、作品を見せていただきましたがとても綺麗で素敵な町でした。

そんな池田町をさらに身近に感じられる冊子が「いけ本」です。

池女会プロジェクトという名前だけあって女性主体で活動されていると思うのですが、まず一読するとデザインも内容もとっても優しい印象を受けました。配色やレイアウトが凝っている、というより考えられていて、読み物としてしっかり作られています。これはプロの仕事ですね。

 

 

住んでる人の気持ちが見えるほうがいい

ikeBookContents「こういう名所があります。名産があります。住むといいことがあります」

地方創生のパンフレットなどでは、こんなアピールになっているものが多いような気がするんですけど「いけ本」の場合はちょっとイメージが違いました。

「こんな素敵な場所で楽しく生きてます。いいでしょ?」

という感じで地元で暮らす人の気持ちが伝ってきました。そう言われると興味も湧いて行ってみたくもなりますし、何よりも実際に住んでいる人たちが見えてきます。その人たちと一緒にその場にいる自分をイメージすることもできます。

ぶっちゃけ、どんな人が行っても仕事があって(やる気がない人は別として)、ずっと暮らしていける場所があるなら誰だって住みますよ。障害になっているのは本当に大丈夫かなってこと。今暮らしている人たちが笑顔で、いいでしょ?ちょっと見にこない?って自信を持って手を差し伸べてくれたのなら安心感が全然違いますよね。

 

 

「ずっと続いてずっと応援」の仕組みが欲しい

こういう冊子の制作がずっと続いて、手に取る人も毎回楽しみに待っていられるような仕組みがあると、ゆっくりではあっても確実に広がっていくんじゃないかなぁと思います。もっと多くの人に活動を知ってもらい、遠くに住む人にも興味を持ってもらえたり応援してくれる人も増えるような仕組み。それにはウェブマーケティングみたいな手法がちょうど良いのではないでしょうか。

地方創生池女会プロジェクトさんの活動も一部の情報はフェイスブックなので探すことは可能ですが、それは冊子から伝わってきた温かさとはちょっと異なってしまいます。

地方の活性化は何年も時間をかけて取り組む必要があります。それはウェブマーケティングも同じで簡単に成果が出るものではありません。この2つの相性ってとても良いと思うんです。それぞれの成長も見えるようになるし、そうすれば規模に応じた予算や企画も立てやすくなるし。

でも国の予算は1年単位。長期を見据えるものではなく短期で成果が出せる計画にしかお金を出してもらえません。そんな都合のいいアイディアは簡単に思い浮かばないので実績のあるらしい東京のコンサルタントや大きな企業にお願いして、一回限りの盛り上がりで満足してしまう。地元に住む人と興味を持ってくれた人たちで一緒に何かを作り出したりする方が、実績だけでなくたくさんの経験も得られると思うんだけどな。

この予算の仕組みを変えればもっと有効にお金を使えるのではないでしょうか。長い目で、本気で地方創生を目指すところに補助金が出せないというのは悲しい矛盾に見えます。

 

 

おわりに

ikedaMayer

「いけ本」のような温かい地方創生がこれからもっと広がってくれることを願っています。

ふるさと納税のパンフレットも一緒にいただきました。岐阜といえば飛騨の国。飛騨牛をはじめたくさんの商品が載っていました。ふむふむ何か購入してみようかなと思っていたら。えーと、ぎふけんの次が読めない・・・。

町長さん、次はふりがな付けてくれると嬉しいです。

スポンサーリンク