地方創生を体感してみた【はじまりの瀬戸内】

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日本橋三越本店で3月30日(水)から4月5日(火)開催されていた「はじまりの瀬戸内」というイベントに行ってきました。

地方創生と聞くと巨額のお金が結局は東京の大企業に流れているとか、一時的な「にぎやかし」に終わって後が続かないとかあまり印象の良い政策にはないイメージがありましたが、今回はそんな偏見を捨てて自分の目で見に行ってみることにしました。

 

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瀬戸内市ってどこなの?

瀬戸内と聞くと四国をイメージしてしまったりしますが、瀬戸内市は岡山県側になり邑久町、牛窓町、長船町が2004年に合併して生まれました。映画「二十四の瞳」の舞台となった小豆島のすぐ北側に位置します。

岡山県瀬戸内市

 

この一帯は、かつて備前の国と呼ばれていました。備前といったら備前焼き。そして名刀備前兼光でしょうか。他にも名物・名所はたくさんあります。ジブリでおなじみ「魔女の宅急便」実写化で撮影に使われた場所もあり、ロケ地巡りなんかも楽しそうですね。

このブログでもよく取り上げているモータースポーツでも、岡山は国際サーキットを要する日本の重要な地域。一度でもいいから訪れてみたい場所です。

 

 

食べて、見て、触ってみた

初日はオープニング・トークにお笑い芸人のデニスさんや桜 稲垣早希さんが登場し賑わっていました。それを横目に試食コーナーなどを回りながら生産者の方とおしゃべり。

瀬戸内海があるので、海苔や牡蠣の燻製、魚介加工品など海産物が多く、どれも味に強さがあります。お菓子も、竹久夢二さんと関わりのある銘菓、フワッフワのフレーバーおかき、特産品でもあるレモン風味の生マシュマロ(初めての食感!)などを頂いて、高いレベルの味わいに驚きました。

刀剣コーナーでは実際に刀に触れさせてもらったりもしました。備前の作刀技術は残念ながら一度途絶えてしまっていて、現在は刀鍛冶のみなさんが古刀で当時の技術を研究しながら自身の技を日々磨いています。

他にも伝統の陶芸品や工芸品を眺めたり。魅力ある地域であり、いい商品もある。あとはマーケティングができればいいんじゃない?

 

 

地方創生の課題も見えてきた

地方創生という後押しがあって実現したイベントなのですが、実際に目で見たり話を聞いていると課題もなんとなく見えてきたような気がします。特産品を生み出すための新商品開発もいいですし観光地の開発もやってもらいたいのですが、何よりもまずは知ってもらうための努力を重ねなければなりません。

たとえばWebマーケティングはそのために有効な手段ですが、長期に渡る積み重ねが必要になります。地方創生の補助金は一過性のものに過ぎず継続した支えにはならないのです。

お金はもらえるけど、地域の活性化にはつなげにくいようになっている。でも使わなきゃならないから1年で予算を使いきれるような案を考える。ものすごい無駄ですね。

 

 

おわりに

もちろん地方創生って良い面もあると思います。国に頼らず自分達の地域を自分達のアイディアで再建するってコンセプトには賛成だし、それすらできないのなら自治体なんて不要でしょうし。

今回は少しだけどいろんな方とお話をする機会があって、みなさんの努力はとても実感できました。なんとかしたいと思う気持ちはみんな持っているんです。

結果も出せずお金だけ無駄に使って!なんて今まで他人事で思ってしまっていました。しかし一番苦しい思いをしているのは、有効に使えないお金を振りまかれて短期的な結果でしか評価されない計画で未来を考えなくてはならない「地方創生に取り組んでいる人たち」だってこと、忘れてはいけませんね。

 

実は今回少しだけお仕事でお手伝いさせて頂いたのもあって、瀬戸内市に移住も悪くないんじゃない?なんて魅力を感じています。またいつか出会えたみなさんのお役に立てるようなことをしてみたいです。

瀬戸内市の地方創生(開催は終了しています)

 

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