『苅米一志×厚切りジェイソン「鎌倉・室町将軍の古文書を原文で読む!〜中世日本人へのWhy?! 厚切りジェイソンと紐解く古文書のおもしろさ〜」』というイベントに行ってきました

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paleography3月18日(金)に下北沢B&Bさんで開催された『苅米一志×厚切りジェイソン「鎌倉・室町将軍の古文書を原文で読む!〜中世日本人へのWhy?! 厚切りジェイソンと紐解く古文書のおもしろさ〜」』というイベントに行ってきました。

ちょっとくらい歴史が好きな程度で参加して大丈夫なのか?という疑問はありましたが、全く気にすることなくたっぷり楽しんできました。そんなイベントの様子や学んだことを書いてみたいと思います。

 

漢字ばかりで書かれた古文書。だけど中国の漢文じゃない!

昔の文章って漢字ばかりで、中国の文化そのままに見えてしまいます。それを無理やりレ点などで日本の読み方に合わせているような感じ。でも実は鎌倉・室町時代の古文書は日本独特の文章で、読み解き方も独特。

しかし研究をする人も少なく、当時そのままの読み方(読みくだし)の解説というのはほぼ皆無でした。そんな研究の成果を書籍にしたのが苅米一志先生なのです。

 

 

文章を読み解けば見える当時の日本人の姿

鎌倉・室町といえば今から800年以上前の時代。古文書を正しく読み解けば、当時の生活まで見えてきます。なんでも証文を大事にする文化はこの頃にはすでに始まっているのだとか。紙に書かれた文章だけでは難しいですが、出てくる地名や名前、書面によるやり取りや時代背景などを調べていけばパズルのようにゆっくり一つにつながっていきます。

日本歴史の事実を研究するというよりも、真実を突き止めようとする刑事みたいなお仕事内容も聞かせていただくことができました。

 

 

なんだか面白い!学者×芸人の組み合わせ

苅米戦線は堅い人かと思ったら突然酒豪、酒乱をカミングアウトしたり、隣に芸人さんがいるにもかかわらず堂々と自前のネタまで披露したりとするお茶目な人でした。しかし、さすがに言語のプロフェッショナルだけに言葉の表現にこだわりがあり、楽しくもありながら真剣さしっかりと伝わってくるお話っぷりでした。

厚切りジェイソンさんは序盤から「私はゼンゼン古文書とかシリマセンヨ〜!」なんてぶっちゃけていましたが、あれ?なぜそうなってるの?という疑問が頭に浮かんだ瞬間に「ホワ〜イ!」と突っ込んでくるなど、その瞬発力に芸人魂を感じました。あまり知らなかったのですがすごく人気のある方だったんですね・・・。

この組み合わせ、他でももっと見たいかも。

 

 

消えようとしている日本の歴史

こうやって楽しく古文書について学びましたが、同時に危機感も感じました。鎌倉・室町時代に限らず、日本史学の大切さを国としてもう少し尊重した方が良いのではないでしょうか。教える側も学ぶ側も少なくなりつつある現状、このままだと「日本がかつてこうであった」という事実を知るための手がかりを失ってしまう可能性があります。

ずっと日本として歩んできた歴史の長さは、この国に誇りを持ち守ろうとする気持ちにもつながることですから、大事に先の世代まで伝えていかなくてはなりません。

 

 

おわりに

同じ日本なのに、1,000年も経たないうちにこんなにも文法が変わってしまうものなんだなぁと、移ろいやすさに驚きつつも当時の歴史が刻まれた言葉の重みを味わえた、ロマンあふれる夜になりました。

もっと勉強して博物館にある古文書の展示を前にして「天空の城ラピュタ」のムスカ様みたいに「 読める!!読めるぞ!!」と言えるようになれたら面白いですね。

書籍も好評発売中ということなので、歴史が好きな方はぜひ読んでみてください。

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