本当に大丈夫?マイナンバー制度でトラブルが続出している件

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今年、マイナンバー制度が本格的にスタートしました。すでにマイナンバーの提示を求められた方もいらっしゃるんじゃないでしょうか。しかしメリットの部分はまだ少なく、話題になるのは不安になるような不都合なニュースばかり。そこで、どんなトラブルが起こっていたのかをまとめてみました。

個別の記事へのリンクはすぐに消されてしまうようなので貼るのはやめました。

 

予想どおり?相次ぐ人為的ミス

郵送による誤配送

簡易書留で送られたマイナンバーの通知カードですが、予想どおり誤配送が多発しました。

名前や住所が似ていた、本人確認をしなかったなど人間の行動によるミスが主な原因です。日本の郵便は「絶対に安全」とは言えません。局員自ら受け取りサインを偽造した疑いのあるケースもあります。マイナンバーに限らず、自身でしっかり受け取りを確かめるようにしましょう。

 

窓口での誤配布

僕が郵便局の窓口に受け取りに向かったときも「マイナンバーはこちら」と書かれた張り紙があって、行ってみると別の場所に並ばされるというちょっと雑な対応を受けました。通知カードをもらうときは宛先や本人確認など、多少時間はかかりましたが正規(と思われる)手続きをしてもらいました。この作業が正しく行われていない場合が多かったようです。

こちらも相手は人間ですので、頼りきりにしないで自分の目で確認することが大事ですね。

 

情報の記載ミス、不要なマイナンバー記載ミス

住民票などにうっかりマイナンバーを表記してしまったり、昔の住所が記載されていたりというミスもありました。ある程度の発生は仕方ないと思いますが、マイナンバーの漏洩には罰則規定があるというのに随分とお粗末な事例も見受けられました。

故意でなければ漏洩があっても刑事罰を問われることはない制度ですが、民事訴訟などは考えられます。職員や所属する自治体には職務上民間より重要な立場にいるということをきちんと理解してもらって、マイナンバー制度は守るべきルールであり、守ることが可能だと示してもらいたいですね。

多少はしょうがないよね〜っていう気持ち、プレッシャーに潰されないためには必要なときもあると思いますが利用者に伝わってしまってはダメでしょ。

 

 

これからの本格運用に耐えられるのか?マイナンバーシステムの問題

システム障害

マイナンバーを管理しているシステムにも障害が度々発生しています。未だ原因は判明しておらず、解消するにはシステムを再起動する必要があり、タイミングによってはその間に登録しようとしたマイナンバーの情報が消えてしまう事例もあったとのこと。

僕自身大きなシステム開発に関わっていた経験がありますが、数ヶ月経っても原因不明のトラブルを抱えているって、かなり致命的なのでは。

 

マイナンバーの重複

別人の2人に同じマイナンバーが割り当てられる事例もありました。明るみになったのは、マイナンバーの作成には「住基ネット」と呼ばれるマイナンバー制度の前身となったデータが使われており、元々のデータが間違っていたということ。

人為的ミスによりデータの登録に謝りがあったようですが、元になっているデータにどれだけの不整合があるのか、きちんと調べて公表してもらいたいですね。

 

ICチップの不具合

最後はマイナンバーに使われているICチップの問題です。申請を受けて作成したマイナンバーカードに埋め込まれているICチップが読み取れないというトラブルが発生しています。判明しているだけで26,000枚にのぼり、再作成という無駄な出費が発生しました。

もしかしたらすでに手元に配布されたカードも読み取れないという可能性もあります。マイナンバーカードを受け取ったら、きちんと確かめておきましょう。あれ、でもどうやって確かめればいいの?

 

 

おわりに

問題ばかりがクローズアップされているマイナンバー制度ですが、導入は決まってしまっているので否が応でも利用することになります。ただ制度や運用にあいまいな部分も多く、これから改善も改悪もできてしまう、かなり危険な制度でもあります。

ご紹介した他にも詐欺や紛失事件が起き始めています。犯罪だけでなく行政側を含むマイナンバー関連の不正やトラブルを防ぐためにも、これからも注目していきたいところですね。