夏まで忘れずに覚えておきたいジカ熱についての症状と対策

2016年2月16日

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日曜日になって突然の高熱に見舞われ、これはインフルエンザに間違いない!と思って病院に行ったら食あたりでした。家でグッタリしながらニュースを見ていると、今度はジカ熱の話題が。こういう体調の時に見ると他人事では済まされない感じだったのと、気になる点があったので取り上げてみます。

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ジカ熱ってなに?感染源と症状

ジカ熱は、ジカウィルスと呼ばれるウイルスが体内に入り込むことで発症する感染症です。去年の5月にブラジルで症例が報告され、今では中南米だけでなく中国や東南アジアなど日本からも近い国を含め、多くの国に広まっています。

WHO(世界保健機関)によってエボラ出血熱と同じ「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」というカテゴリに定められました。海外に渡航される方は、Zika Fever(ジカ熱)、Zika Virus Infection(ジカウイルス感染症)というメッセージを見たらとりあえず注意しましょう。

感染源は蚊

感染源は蚊です。献血や性交渉などでも感染すると報告もありますが、まだ稀なようです。

【ジカ熱】性交渉でジカウイルス感染 米国で症例(BBCニュースジャパン)

症状は比較的軽め

ではジカ熱に感染してしまうとどうなってしまうのでしょうか。以下は主な症状です。

  • 微熱
  • 頭痛
  • 筋肉痛など

こんな感じの、軽い風邪とそれほど変わらない症状が最大で1週間程度続きます。感染しても発症するのは5人に1人程度だと言われており、これだけ聞くと大したことないじゃん!って思いますよね。でも心配ごとはこれだけじゃないんです。

小頭症との因果関係が一番の問題

今までの発症数は年間約150人程度でしたが、ジカ熱の感染が始まった2015年10月から2016年1月の間に4,000人以上の小頭症の子供が生まれています。まだ確実な証拠はありませんが、子供の脳からジカウィルスが

WHO ジカ熱と小頭症などの関連性解明へ(NHKニュース)

 

対策は、蚊に刺されないこと!

まだ有効な治療薬やワクチンがないので、とにかく蚊に刺されないことが大事。特に海外に行かれる妊婦さんは虫除けを忘れないようにしてくださいね。対策は以下のリンク先をご覧ください。

渡航時におけるジカウイルス感染症への注意について(厚生労働省検疫所)

 

心配ごともあります

ブラジルオリンピックが心配

ブラジルで発症と聞いてあれ?と思いました。今年のオリンピックはリオデジャネイロ、ブラジルなんですよね。多くの人が集まり、また自国に戻っていく。感染者がさらに拡大する可能性がありますね。

今後、毎年のように緊急宣言が起きるのでは

エボラ出血熱に比べれば症状は軽いものの、小頭症との因果関係が疑われていたりと場合によっては深刻な事態になりかねません。今までは感染力の低かったウィルスも、人が簡単に世界中を行き来できるようになった時代では一緒に拡散してしまう恐れがあります。

それに加え、WHOの「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」宣言もなんだか随分急な感じがします。エボラ出血熱の時、対応の遅れを非難されたことが響いているんでしょうか。宣言によって治療薬の開発もスタートしやすくなるのでしょうが、来年や再来年も緊急事態宣言の乱発が起こり、本当の緊急事態を見失ってしまわないかちょっと心配です。

 

おわりに

ちなみに見てたニュース番組はこちらで以前にもご紹介した「ニュースで英会話:ジカ熱 WHOが緊急事態宣言」でした。1つのテーマに20分間も時間を使っていて、しかも英語も勉強できるなんてとても便利な情報番組です。

世界中では戦争や未知の病気など毎日非常事態が起きているのに、日本は安全で安心な国なんだなと感じます。だからこそもっといろんな情報を知って発信していくことができるんでしょうけどね。とりあえず静かに寝ていられるうちに体調を元に戻さなくては。

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