日本はチベットと同じ道を歩んでしまうのか?ペマ・ギャルポさんの著書を読んで考える

2016年2月26日

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この頃は乱読気味で、ジャンルに関係なく様々な書籍を読むようになりました。先日も知人から興味深いタイトルの本をお借りして読んでみましたが、なかなかインパクトのある内容でしたのでご紹介します。

 

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タイトルが凄すぎる”最終目標は天皇の処刑 中国「日本解放工作」の恐るべき全貌”

まず目を引くのがかなり過激なタイトル。チベット出身の政治学者、ペマ・ギャルポの著作です。

 

ペマ・ギャルポさんの人生

ペマ・ギャルポさんはチベットの、国内でもかなりの有力者の家に生まれました。若干そこまで得意げに話す必要はないのではないかと思いましたが、この著書の中でも贅沢な暮らしをしていたことが何度も触れられています。

そして家族からとても大事にされ、幸せに過ごした幼少時代。しかし中国からの侵攻が始まると世界は180度変わり、子供ながらに争いの中に巻き込まれていくことになります。当事者の一人としての視点から見た中国への反抗と逃亡生活は、明るい未来しか見えなかった幼少の頃の彼にとって正に悪夢でしかなかったのではないでしょうか。

その後インドへと逃れ難民キャンプで子供の頃を過ごし、留学をきっかけに日本人に帰化。その後はモンゴルやブータンなどアジア各国との関わりを持つ政治学者として活躍されています。

 

内容はトンデモ本?でもなんとなく現実とリンクすることばかり

この本の中では、主に「日本解放第二期工作要綱」、「2050年 極東マップ」という2つの資料をもとに、中国の日本侵略計画の恐ろしさについて書かれています。しかしどちらも出所が不明だし、内容の真偽についても深く追求せずに正しいものとして話が進められていきます。

正直笑い飛ばしてしまおうかと思ったのですが、マスコミの掌握、政治家の掌握など、実際に行われているんじゃないか?と思えるような内容がズラリと並んでいてちょっと怖い。

そしてこの手段は、中国がチベットを手に入れるために使った手法とも近いものがあります。まずは穏便に少しずつ、水面下から人の心をコントロールし、確実に仕留められるときに一気に動きだす。振り返ってみるといくつかの兆しはあったけれど、そのときは気づいていなかったという周到な作戦で、いつしか国際的にもチベット侵攻は黙認され、中国の一部として定着しつつあります。

東日本大震災のときに頻繁に領空侵犯を仕掛けてきていたのも、日本の混乱の隙を突いて仕留められるチャンスをうかがっていたからなのかも。成功事例のある手法をそれきりにしてしまうと考える方が逆に不自然な感じですし。

こんな文章が日本に流れていると知っていて黙っているってことは、もしかするともっとしたたかな戦略が水面下で動いているのかもしれませんね。

 

おわりに

書いてあることをそのまま鵜呑みにはできない部分もありますが、お隣の国が全くこんなこと考えてないと言い切れるかというと、それも微妙。少なくとも領土を巡る工作や牽制をかけ続けていることからすると、無視はできない大きな脅威が身近にあるという認識はしておいた方がいいのかもしれません。

信ぴょう性はともかく、世界の中で日本だけが安全という事実はないと危機感を持つために、この本を読んでみるのもいいと思いますよ。

 

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