今日は(自治体の)皆さんに、ちょっと殺し合いをしてもらいます

2016年2月5日

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人口減少xデザインというサイトを最近知りました。ここでは日本の各自治体ごとに未来の人口推移が視覚的にわかりやすく理解できるようになっています。去年から本格的に始まった地方創生プロジェクトの目標設定には丁度いいですね。でもこれって・・・。

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地方創生って「バトルロワイヤル」ですか?

この人口減少xデザインでは対策(出生率を上げる・転入者数を増やす・転出者を減らす)によってどの位の人口増加につながるのかシュミレートできるのですが、ほとんどの地方自治体の人口予測が絶望的に減少傾向だとわかります。どう対策を取ろうが現実的な方法では増加に転じることなんてほぼ不可能ではないかと思えるほどです。出生率だって増加ボタンを押せばいいってもんじゃないので簡単に上げられませんし、だいたい転入なんて周囲の住人を奪い取ってるってことですよね。

北野武さんの声で「この国はすっかりダメになってしまいました。そこで今日は(自治体の)皆さんに、ちょっと殺し合いをしてもらいます」っていうセリフが頭の中に響きました。地方創生って自治体同士がお互い殺しあって生き残る「バトルロワイヤル」ってことですか。

そこまで日本はダメになっているという事実に今更ながら愕然としました。

 

でも、それくらいの危機ってことです

地方創生って要するに日本の「日本全体の人口の減少」と「東京の人口一極集中」という問題を解決するため、国としても支えるけど地方自治体ごとでも出生率を上げたり人口を増やすために考えて行動してねっていう作戦です。

人が減って地域が過疎化してしまうと税収も減るけど、今までは国からの交付金が貰えたのでなんとかなってきました。でもこれからは地方が独自にアイディアを出して努力しないと(結果主義ではなさそうなところがダメダメな感じだけど)もう助けて貰えない。そういう危機意識を強く認識してもらうという意味ではバトルロワイヤル形式もしょうがないのかもしれません。

 

今までしなかったこと、できなかったことをやらないと

正直、殺し合いには賛成したくありませんが、何もしないでいることの方がもっと賛同できません。そこで地域活性化の案として自分なりに考えてみました。そもそも消費税については増える借金の分を増税してるだけなので根本的に間違っているんじゃないでしょうか。集めたお金をもっと大きな価値に変えるというロジックが必要なのでは。

消費税の使途(財務省)

 

地域→コミュニティだけでなくコミュニティ→地域の流れを作り出す!

今ではFacebookやLINEなどを通じて緩く広く繋がるコミュニティの姿も当たり前になってきました。そんな集合体の持つ力が、いつの間にか現実世界にまで影響を及ぼすほどになっています。でもオンライン上でのコミュニケーションには限界があって、お互いもっと深く知り合ったり協力して経済を回そうと思えば現実の基盤が必要になります。

なので、そういうバーチャルコミュニティが地に足を着ける場所として地方の土地を提供するというのはどうでしょう。たとえばインターネットで結びつきながら全国で活動する団体をまるっと自治体が受け入れて、メンバーは実際に住んでいる場所に関わらず住民になれます。

住民税だけ入ってくるけど実際に住んでいる人が増えなかったり、人は増えても税収が増えなかったりするかもしれませんが、どちらも手に入らない現状よりは、どちらかは手に入る可能性が増えます。しっかり考えないと問題も起こりそうですが、お互いに共有できる価値観を持つ人たちが作る社会づくりがあってもいいのではないかと思います。イメージとしては「希望の国のエクソダス」みたいな感じです。

 

地域別消費税率の実施!

次は国策。消費税を上げればこれくらいの税収が増えて国が立て直せる。実施前はそんなウマい話をしても、実際にはそんな机上の理論が実現したことなんて一度もありませんでした。むしろ良くなってる感じが微塵もないし。だったらこんな手法を使ってもいいんじゃないでしょうか。今の税率を基準に考えると、こんな感じで。

  • 東京は消費税10%
  • その他人口増加地域はは5%
  • 人口減少地域は0%に

まずクレバーな企業や富裕層は都内から引っ越すでしょう。そうすれば周囲の道府県が潤い始めて人口増加地域が増えます。すると消費税5%地域になって、さらにその周辺への移動が進みます。第2の東京が生まれたらさらに税率を上げて一極集中を抑制します。

税収は地方活性化に取り組む自治体を優先に分配して東京の利益を全国に。地方は住みやすくなり、消費税率の低いところに目を向ける企業も増えて、東京への一極集中はストップできます。東京の人に物を売るときは1割くらい強気に吹っかけても買ってくれそうですしね。

 

みんなでもっと考えよう!

最後はみんなで取り組む策を。一見バカみたいなアイディアだって出していいと思うんです。大体政治家の考える案だってバカバカしいと思うことあるでしょ?とにかく全員で話し合うことで活性化していかなければならないと思います。

政治については俯いて黙って投票だけして、あとはお偉いさんに任せて会話の中ではタブーにするって考えは終わりにしなきゃ。あと他人のアイディアを否定するだけじゃなくて、間違っていてもいいから”自分はこう思う”という意見を持ちましょう。

もっと自由に住む場所を変えられるようにしたい!とか自分の望みであってもいいんです。それが生まれた場所や環境に縛られてしまったり故郷の同調意識に苦しむ人を救うことにだってなるかもしれないんですから。みんなの未来の可能性を広げるためにも、もっとたくさんの声が生まれてきて欲しいです。

 

おわりに

僕自身もできれば東京から離れて暮らしたいと思っています。同じように思う人だってたくさんいるはずです。でもどうしたらいいのかわからない、というのが本音です。移住したい地域をどう探すのか、そこでどう貢献していけばいいのか。そもそも本当に人を必要としている地方自治体はあるのかなど、まだまだ不明なことが多いです。そしてこの国をどうしていったら良いのかという大きな問題もあります。答えを探していきたいと思います。

これからは地方創生のテーマも取り上げていきます。成功、失敗に関わらず、魅力的なアクションを実践している自治体を見つけたらご紹介します。

日本が好きだから、いつまでも残って欲しいから、少しずつでも考え続けなくてはいけないのです。

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