1月21日から、待ちに待った世界ラリー選手権(WRC) 2016年シーズンがスタートしました。直接観戦に行けたらいいんですが、そんなお金も時間もありません。それでも楽しめるように、普段からチェックしている情報源をご紹介します。
まずは本家、WRC.comをチェック
なんといってもまずはここをチェック。イベント開催スケジュール、これまでの成績などの情報が全て詰まっています。残念なことに記事は英語、スペイン語、フランス語くらいしかありませんが、走行タイムや順位をリアルタイムで確認できたり、サービスパークのライブストリーム中継なども無料で見ることができます。
2017年からは日本の自動車メーカー、トヨタが参戦となり日本語での情報提供も追加されると思います。翻訳作業とか手伝わせてくれないかなぁ?ちょこっとだけでもいいから。
日本でも情報収集頑張っています
日本では見ることも難しくなってしまったWRCに関する情報ですが、それでも頑張って活動を続けている方々がいます。よくチェックしているサイトをいくつかご紹介します。
ラリープラス
ラリーに関するあらゆる情報が集まるニュースサイト。WRCだけでなく全日本ラリーやヨーロッパ、アジアなど各地の開催競技や、ラリークロスなど近い感覚で楽しめる競技にもスポンサーを当てています。
去年は1年間に渡って「アンドレアス・ミケルセンのWRC奮闘記」が連載されたり、選手など関わっている人たちの顔が見える内容になっているのも楽しめる要素のひとつですね。お金があったらラリプラ・メンバーズにも入ってみたい。
WRC.comは日本語に対応してませんが、オフィシャルメディアパートナーということで翻訳した内容はこちらで読めるようになっています。
ラリーX
世界で初めてのWRC速報誌という肩書きを持つ老舗情報サイトさん。専門誌だけに情報の速さと濃さが魅力的。現地で観戦しているような臨場感が伝わってきます。有料会委員になると更にスピードと情報量がアップ。ブログを連載していたイヌスケさんがラリープラスの方に行ってしまったみたいですが何かあったんでしょうか?ケンカしないでね。
こちらは独自の視点でレースの内容を詳細に伝えてくれるんですが、読み物としてとてもしっかりしていて、文章を書いている人たちの熱さを感じます。一緒にワイワイ騒ぎながら観戦してみたい。
ラリーXといっても、古いゲームのタイトルではありません。
オートスポーツweb
こちらはモータースポーツ全般の総合情報サイト。F1をはじめ、国内外のモータースポーツ情報が満載です。数々のイベントを網羅したカレンダーを見ると、週末は必ずといっていいほど何かのレースイベントが行われているんですね。
カテゴリーの並びにGALとかあって、つい覗いてみたくなります・・・。
WRCを支えるメーカたち
WRCに参戦するメーカーやタイヤメーカーも、それぞれの情報を発信してくれています。
フォルクスワーゲン
フォルクスワーゲン・モータースポーツ
Volkswagen Motorsport
2012年のデビューいやから王座に君臨する、現在最強チーム。派手な英語版としんみりしている日本語版のギャップがなんとも言えません。
ヒュンダイ
ヒュンダイ・モータースポーツは、韓国語は対応してるけど日本語はナシ。デザインもコンテンツも一番見やすい作りになっています。
Mスポーツ(フォード)
Mスポーツはイギリスの会社なのでこちらも英語のみ。上に電話番号書いてあるところが、地元にある小さな工場っぽくて好き。でも実際は世界にラリーカーを売りさばいているすごいファクトリーです。
シトロエン
今季は活動休止になってしまったシトロエン。スポット参戦で登場する予定なので、そのときは更新されるかもしれません。こんなときに限って大活躍したりするもんなんですよね。
ミシュラン
トップチームにタイヤ供給を続けているミシュランも、WRCを支える側から見た世界を伝えてくれています。WRCには他にもDMACK、ピレリ、ハンコックなどのタイヤメーカーが存在しますが、今の所あまり情報はありません。
こちらもミシュランによるラリー情報サイト。他とは違った視点からのインタビュー記事やスローモーション編集や音楽を付けたスタイリッシュな動画を楽しめます。
ライブ中継で楽しもう
実際に観戦に行くのがベストですがハードルが高いので、それができない場合はテレビなどで楽しみましょう。
WRC plus
WRC.comの有料会員サイト。迫力のあるライブ中継やオンボード映像を含む過去の動画、各車の位置をGPSで地図上に表示するサービスや0.1秒を争うバトルを楽しむための情報が満載のサービスです。英語のみなのが残念ですが、映像だけでも十分楽しいです。
料金は月額4.99ユーロ(スマホからだとなぜか600円で少しお得)、12ヶ月契約で49.99ユーロ(スマホからだと6,000円でやっぱり少しお得)と比較的リーズナブル。PAYPAL等を利用して日本からも登録することができます。時々割引プロモーションがあるので20%割引期間などお得なタイミングを狙いましょう。
Jスポーツ
衛星放送やケーブルテレビが見れるならこっちもオススメです。料金はそれなりにしますが日本語で放送されるみたいだし、他のチャンネルをすでに契約済みなら追加するのも簡単ですね。
見てみたいけど、うちでは無理。
おわりに
2017年のトヨタWRC復活に向けて、そろそろ日本でも大きな話題になるようなニュースがあってもいいと思うんですけどね。今みたいな盛り上がりではF1のときのように中途半端なまま撤退とかなりかねませんし。
そうなっても世界中のファンがいますから、一緒に楽しめると良いですね。とにかく今年もWRCを応援していきます。
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