Amazonプライムの無料体験登録から1ヶ月が経ち、プライムビデオなどのサービスを堪能してついに有料会員になってしまいました。
せっかくだからと、もっと楽しむためにKindle Fireも購入してみたので簡単にレビューしてみようと思います。
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普通に買うと8,980円。これだけでも1万円以下と格安なのですが、プライム会員ならクーポン利用で4,000円オフとなり、実質4,980円で購入できます。
プライム無料体験期間中に購入すると、有料会員移行後に4,000円のギフト券がもらえます(詳細はこちらをご覧ください)。プライム年会費が3,900円なので、プライム会員じゃないけど単純にこのタブレットが欲しいよ〜という方は会員登録した方がお得になりますね。
大きさはコミックのサイズを少しスリムにした感じ
手持ちの端末を並べてみました。左からKindle Fire、Kindle Paperwhite、そしてiPhone5sです。Kindle Fireが縦長に見えます。下の表が本体と画面の大きさです。定規で測ったのでざっくりした数字です。画面サイズで見ると、ちょうどiPhone5sを横に3つ並べたくらいですね。
ちなみにこの写真、画面に映っているマンガ「Revolver-リボルバー-」の原作者、猪原賽先生ご本人に撮ってもらったという贅沢な一枚です。
Fire | Paperwhite | iPhone5s | |
高さ | 19.1cm | 16.9cm | 12.4cm |
幅 | 11.5cm | 11.7cm | 5.9cm |
厚さ | 1.1cm | 0.9cm | 0.8cm |
重さ | 313g | 213g | 112g |
画面高さ | 15.5cm | 12.2cm | 8.9cm |
画面幅 | 8.7cm | 9.0cm | 5.0cm |
画面サイズ | 7inch | 6inch | 5inch |
比較対象がコンパクトなのでさずがにFireが大きく見えますが、コミックと比べたら少しスリムになった感じですね。
Kindleではマンガを読むこともあって、Paperwhiteだと少し窮屈な印象を受けるのですが、これくらいの大きさなら実感としては紙で読んでいる時とあまり変わりませんでした。
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タブレットとしてバリバリ活用するなら性能は微妙かも
性能はiPhone5sの方が上
さて、実際に使ってみて感じた感想です。
正直、動作は2年以上使っているiPhone5sよりも遅く感じます。アイコンをタップしたときのレスポンス、左右にスワイプしたときの引っかかりで1テンポ遅れるような感覚があります。一旦表示されてしまえばスクロールもスムーズなんですけどね。
ずっとiPhone使ってきたので、戻るボタンが付いていて喜んだ反面、画面上部の時間が表示されている部分をタップしても一番上まで戻れないというギャップにも苦しみました。
アプリは想像以上に少ない
Kindle FireはGoogle Playではなく専用のストアからアプリをダウンロードする仕組みになっています。初心者ならYouTubeやTwitterなどメジャーなアプリは一通り揃っているので困らないでしょうが、正直予想以上の少なさです。
Google Playを使えるようにする方法もあるようですが、Fireの容量も多くないのでアプリで遊びまくりたい人はAndroidを選んだ方が良いです。
インタラクティブな操作はちょっと苦手
文字入力もサクサクとはいかず、メールやメッセージのやり取りは普段使い慣れているiPhoneの方の方が楽でした。画面が大きい分指の動作も大きくなって面倒に感じるのかな?この辺は単にタブレットに対する慣れの問題かもしれません。
でもFireからiPhoneに目を移すと、うわ、ちっちゃ!って思います。画面自体は大きい方が嬉しいのは事実。
受動的なコンテンツ利用にピッタリ
プライムビデオとの強力タッグ
ベタベタとあれこれ試しているといろいろと小さな不満が見つかりましたが、いざ本格的に使い始めてみると驚きの快適さに気づいてしまいました。
まずはプライムビデオとの組み合わせ。Wi-Fi環境さえあればどこでも見たい映画やドラマを簡単に視聴できるんですが、そんなの別にiPhoneでもいいやと思っていました。実際にFireを使ってみると迫力に格段の違いがあります。7インチの画面サイズを甘く見ていましたごめんなさい。
多分、視聴に耐えうる画質とコストとの駆け引きでギリギリのところを攻めたんだと思います。バランス感覚の凄さを感じました。
マンガとの相性は抜群
Kindleと言えば、やっぱり書籍。ということでマンガをいくつか読んでみました。カラーはカラーで表示されるし(当たり前だけど)ページをめくる動作はメチャメチャスムーズだし、他のKindleアプリと比較してかなりの完成度。さすがよく作りこまれています。
おわりに
何か調べ物がしたいとかレポートを書きたいとか、こちらからのアクションに対してのクイックレスポンスを必要とする作業は不向きだけど、映画や音楽、そして読書など受動的なサービスの利用のために作られた機器なのだなと思います。
値段が値段だけにあまり期待するとガッカリしてしまうかもしれませんが、普段使いのタブレットとしてだって一通りの機能を備えています。
でもやっぱりAmazonサービスを活用するためのツールという印象の方が強いですね。プライム会員に入ってFireを買えば映画、ドラマ、音楽、そして書籍と退屈な時間を過ごす暇なんてないくらい楽しめるんだよ!っていうメッセージが込められているのだと確認しました。
そんなトラップにまんまと引っかかってしまったわけですが、本当にもうAmazonから離れられくなりそうです。
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