元WRC(世界ラリー選手権)チャンピオンがWorldRX(世界ラリークロス選手権)でもチャンピオンに

2015年12月1日

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WRCでも2003年に総合優勝したペター・ソルベルグ選手が、今度はWorldRX(世界ラリークロス選手権)で活躍しています。2015年シーズンを総合優勝で終え、これで2014年から2連覇を果たしました。

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記録と記憶に残るWRCドライバー、ペター。ソルベルグ選手

ペター・ソルベルグは日本の自動車メーカー、スバルのドライバーとして活躍し、2003年には年間総合優勝、2004年に初開催されたWRCラリー・ジャパンで優勝して初代チャンピオンの名を刻むなど昔から目立つ場面で活躍する人でした。

本人の行動自体も豪快で付いたあだ名は”ハリウッド”。ファンサービスも大好きで、他のドライバーたちからも好かれる人気者でした。ドライビングスタイルも派手でクラッシュも多かったですが、今ではすっかりいなくなってしまった”魅せる走りのドライバー”でした。

2013年からはラリークロスに転向し、2014年から絶好のタイミングでスタートしたWorldRX(世界ラリークロス選手権)に参戦。久しぶりのチャンピオンに返り咲きました。

2015年もソルベルグ選手が前半で早くも2勝し余裕かと思われましたが中盤以降は得点を多く稼げず、追い上げてきたティミー・ハンセン選手との最終線アルゼンチンでの対決に持ち込まれます。この勝負で逃げ切ったソルベルグ選手、苦しいシーズンの最後に人生3度目の栄冠を掴み取りました。

 

WorldRX(世界ラリークロス選手権)って?

WorldRX(世界ラリークロス選手権)とは、ラリー競技のように様々な路面状況(アスファルトだったり、砂利道だったり)で構成されたサーキットコース上を周回し、順位を競う競技です。

(追記)ルールなど詳しい情報はこちらの記事に書きましたので、ご興味あれば読んでみてください。

通常のラリーとは違って、選手が同時にスタートすることでドライバー同士が直接ぶつかり合うバトルが繰り広げられます。観客の目にも刺激的で近年人気が高まっており、2014年からはFIA(国際自動車連盟)によってF1やWRCのように世界選手権に昇格しました。

面白そうなイベントなのですが日本では放送されておらず、今の所YouTubeでハイライトシーンを見るくらいしか情報がありません。WorldRXのサイトも見にくいし、もちろん日本語はありません。

 

WRCよりもWorldRXの方が盛り上がっていくかも?

ラリー競技では長い道のりを移動しながらの戦いとなるため、基本的に通り過ぎていく姿を見送ることになります。でもラリークロスの場合は競技場の中に設営された短いコースを周回するため、観客はスタートからゴールまで目の前で繰り広げられるレースを見続けることができます。それにクルマをボコボコにぶつけ合うドライバー同士の駆け引きが見られると、やっぱりレース!って感じがしますよね。

参戦車種もプジョー、フォード、シトロエン、フォルクスワーゲン、アウディとバラエティに富んだラインナップ。自動車のプロモーション活動としてはF1なんかより効果ありそうじゃないですか?トヨタさん。あとスバルさんがソルベルグ選手ともう一度タッグを組むってのも見てみたいなぁ。

 

おわりに

来年はWRCで2004年から9連覇の偉業を達成したセバスチャン・ローブ選手がWRXに参戦するという噂も聞こえており、ますます戦いが激しくなり盛り上がっていきそうです。来季は3連覇となるのか、ソルベルグ選手の活躍にも期待がかかります。

その一方、WRCの方はシトロエンチームの一時撤退など2017年のトヨタ参戦までは寂しい感じになってしまいそうですね。物足りない方はWrorldRXをチェックして2016年を乗り切っていきましょう。

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