ヨーローッパの難民受け入れ問題は世界とつながっているのかもしれない

f_f_object_8_s128_f_object_8_2bg先月後半あたりから、ロシアによるシリア空爆、そしてトルコでのテロ爆破事件など、世界的に大きく報道されるニュースが続きました。ヨーロッパでの難民受け入れ問題に関心を持ってから、こういった一連の事件は全部繋がっているというのが見えてきました。難民問題の視点からこれらの事件について考えてみたいと思います。

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ロシアの空爆で難民の帰る場所がなくなってしまうかもしれない

シリア国内の勢力は大きく分けて3つ巴の状態になっています。

  • アサド政権(ロシアが支持)
  • 反政府勢力(アメリカが支持)
  • イスラム国(ISIS)

ロシアのプーチン大統領は、はっきりとアサド政権を支持すると発表しました。ということは攻撃対象は反政府勢力とイスラム国になります。

「ISを倒すためには、アサド政権を支持するしかない」プーチン大統領がシリアに抱く野望(ハフィントンポストさん)

 

ということは、もしこの作戦が成功してシリアが落ち着いたとしても独裁政権が続いてしまうという展開になります。それだと政府に反対していた人たちは国に帰れないのではないんでしょうか。

しかも反政府勢力はアメリカが支持してるので、ロシアVSアメリカVSイスラム国みたいな、もっと被害の大きい争いになって長引いてしまう可能性もありますね。下の記事中段にある図をを見て驚いたのですが、日常的に空爆が行われているんです。内戦っていうか、もう戦争です。

米軍、シリア反体制派に大量の武器・弾薬を投下(BBCニュースさん)

 

 

トルコでのテロ爆破事件は単に混乱させるため?

10月10日にトルコの首都アンカラで発生した自爆テロによって100人近い死者が出ました。まだ確実ではありませんが、イスラム国のが関係していると言われています。トルコは民主化を拒むアサド政権とも仲が悪いし、国内にはクルド労働者党(PKK)という反政府組織が活動していたり、実は非常に不安定な状態です。EUに加盟するのかしないのか?なんて問題もありますしね。

Ankara blasts: Bombers ‘linked to Islamic State’(BBC Newsさん)

 

まだ犯人は判明していないようですが、イスラム国と戦っているPKKをトルコが空爆したことから、PKKがイスラム国と関係を深めているのでは?という憶測も出てきました。敵の敵は味方みたいなことは、中東あたりでは頻繁にあるようです。

トルコ、イラク北部のクルド武装組織拠点に最大規模の空爆(ロイターさん)

 

トルコにはシリアとの国境沿いに難民キャンプがあり、そこには約200万人が住んでいます(トルコで自由に暮らしてもいいよっていうのとは、ちょっと違うみたいです)。

トルコ大統領:都内で講演 シリア難民受け入れ継続を表明(毎日新聞さん)

 

もしまた爆破テロなどがあってトルコ国内がこれ以上混乱すれば、保護されている立場の難民たちに対する風当たりも強くなってしまうかもしれませんし、それで追い出されてしまえば多くの人がまた行き場を失ってしまいます。自国には危なくて戻れないし、EUはもう受け入れパンク状態だし。難民問題って世界中の出来事と何かしらつながっているものかもしれません。

 

おわりに

なんだか、今まで日本にいて日本のニュースくらいしか見たり聞いたりしなかったけれど、こうやって1つのテーマをチェックするようになっただけでも世界のありようが少しずつ変わって見えてくるような気がします。美しいけど醜い世界。今までは目を背けていただけなのかもしれません。今だって情報に耳を傾けるだけしかしてないけれど、もしかしたら、いつか重要な真実に気づけるときが来るかもしれません。

おまけですが、いろいろ調べているうちに実際にシリア難民キャンプに訪れた方のブログを見つけたのでご紹介します。早くみんな自分の国で普通の生活を送れるようになれればいいな。

旅人が「シリア人難民キャンプ」に泊まって見たもの(世界新聞さん)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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