たくさん読書をしようとKindle Paperwhiteを購入した人は多いと思います。でもAmazonで安い価格で書籍を購入できたときだけは使うけど、それ以外は利用しない、なんてことはありませんか?
Amazonのバーゲンセールを待たなくたって、無料で読める本はたくさんあるのです。今回は青空文庫を利用したKindle読書方を説明します。
青空文庫って?
日本では著者の没後50年(注)で著作権が切れます。そいいう著書や、著作者から許可を得た作品を無料で公開している電子図書館です。例えば芥川龍之介さん、太宰治さん、近年ジブリ映画の題材の元となった「風立ちぬ」の堀辰雄さんなど、教科書に載るような有名な方々の著書が登録、公開されています。
(注)現在行われているTPP交渉の結果によっては著作権が50年より延長される可能性があります。
読むまでの準備
青空文庫をKindle Paperwhiteで読めるようにするには、特に難しい変換作業は必要ありません。簡単に手順を説明していきましょう。
青空文庫にアクセス
まず最初に青空文庫にアクセスしましょう。以下のリンクをクリックしてください。
読みたい作品を探す
たくさんの作品が登録されています。今回の説明では夏目漱石さんの「我輩は猫である」をチョイスします。メインエリアの作家別インデックスで「な行」を選択し、次に表示される作家リストから「夏目漱石」を、そして作家別作品リストから「我輩は猫である」を選択してください。
作品ファイルのURLをコピー
作品情報を下にスクロースしていくと、ファイルのダウンロードという項目が現れます。ファイル種別が「テキストファイル(ルビあり)」のファイル名の上で右クリック(macの場合はcontrolを押しながらクリック)してください。使用しているブラウザによって表示が異なりますがFirefoxでは「リンクのURLをコピー」という項目があるので選択します。
青空Kindleへゴー!
次に、青空キンドルというサイトにアクセスします。URLを入力する欄があるので、先ほどコピーしたリンクのURLをここに貼り付けます。するとPDFファイルのダウンロードが始まりますので、保存してください。
Kindle Paperwhiteへ転送
あとは今保存したpdfファイルをお手持ちのKindle Paperwhiteに転送するだけです。文字の大きさが気になる方は、青空Kindleで文字のサイズを変更できるのでお好みで変更してみてください。これで文豪の作品が読めるようになりますよ。
おわりに
青空文庫の一覧を眺めると、タイトルくらいは聞いたことがあったり、なんとなく内容を知っていたりするけれどちゃんと読んだことがなかったりするような作品も多いと思います。流行の書籍やコミックの合間に、ちょっといつもと違う日本文学に触れてみてはいかがでしょうか。
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